総合アンチエイジング成分、コウジ酸の可能性。
よりよい成分 よりよい化粧品 44総合アンチエイジング成分、コウジ酸の可能性。
たぐい稀な成分が秘めた、今なお続くドラマに迫ります。
三省製薬 代表取締役社長
美容ジャーナリスト
美容ジャーナリスト
陣内宏行さん(以下、陣内) もう27年前です。
山崎多賀子さん(以下、山崎) 私も驚きました。黒い金魚がコウジ酸の力で白くなったという効果を証明する写真や皮膚科の論文を見せてもらって、あ、科学的な裏付けのある美白成分なんだと、あのインパクトは忘れられません。
倉田 面白いのは、代表的な美白成分であるだけでなく、今も、次々と新しい美肌作用が発見されていること。
陣内 まだ明らかにされていない未知の美肌作用も予想されているんです。
山崎 自然界が作りだすものは本当に神秘。コウジ酸もそのひとつですね。
山崎さん
使った人が、みんな喜ぶの。
肌がきれいになったって。
陣内さん
父は母のシミを治すために
美白成分を開発した、と。
倉田さん
仕立ての良いシャツみたいに、
もはやスキンケアの定番です。
倉田 コウジ酸は1980年の薬事法改正後、国に認められた美白成分の第一号ですが、発表当時から、効果を皮膚科とタッグを組んで実証されていましたよね。試験管やシャーレの中の実験だけでなく、使用変化の裏づけがあるのが、画期的でした。
陣内 その試験は、コウジ酸にメラニンの生成を抑制する作用があることがわかってから間もなく、東京の済生会中央病院でアレルギーの権威の先生のもとで始まっています。
山崎 それが今でも続いているんですね。35年以上前から、第三者がずっと効果を検証し続けている――そんな化粧品成分、ほかにないかもしれない。
倉田 まさに。でも、厚生省(当時)の承認をとるのは、大変なご苦労があったと聞いています。
陣内 ええ。父は私が10歳くらいの時から厚生省に通い始め、承認されたのは大学を卒業した頃。23歳の時です。
山崎 13年もかかったんですね。
陣内 申請のやり取りのために東京に頻繁に行っていました。自宅の仏壇の前に60cmくらいの申請書の山がいくつも供えてあったのを覚えています。
倉田 実験をして証明し申請する――それを何年も繰り返された。諦めなかったんですね。
陣内 最終的に承認された日、父が私に「俺は男の中の男になった」と言っていました。執念でやらないとできないことだったのではないでしょうか。日々、会社を経営していくだけでも大変なのに、膨大なコストと時間を要する、しかも、日本で初めてのことに挑んでいたのですから。
山崎 お父様の並々ならぬ情熱はどこから?
陣内 母のためと言っていたことがあります。本当かどうかわかりませんが(笑)。父が医薬品や漢方薬を扱っていた家業を引き継いで、三省製薬を創業した頃、医薬品事業のほかに家庭用品のホームデリバリーの仕事をしていたんです。その配達を母が手伝い、一日じゅう外回りをしてシミがたくさんできてしまいました。それで、「お母さんにシミをたくさんつくらせてしまった。だから、そのシミを治すためにコウジ酸を開発したんだ」と言っていたんです。
倉田 素敵なお話。きっと本心だったと思いますよ。
山崎 「実際に肌で効く成分でなければ意味がない」という会社の精神には、そんな背景があるのかもしれませんね。
倉田 プラセンタエキスも三省製薬が美白成分として開発したのでしたね。
陣内 そうです。創業当時から特に力を入れていたのが皮膚科領域の薬の開発でした。なかでも肝斑の治療に注射薬として使われていたプラセンタエキスに着目し、塗り薬、今でいう美白クリームの開発に日本で初めて成功しました。プラセンタのクリームがあとで医薬部外品になったので、そんな経緯で薬用化粧品の会社になりました。
山崎 美白成分のパイオニアですね。プラセンタもコウジ酸も今も美白成分として、高く評価されている。しかも、世界的に定着している!
陣内 研究者の間で、保湿成分といえばヒアルロン酸といわれるように、美白成分のスタンダードはコウジ酸です。
山崎 もともとコウジ酸の美白力に目をつけたのは、お酒を造る杜氏の手が白いことからだったそうですね。ところが、近年、美白以外の肌を美しくする効果が次々と見つかっています。
陣内 試験でシミが薄くなるだけでなく、肌にハリやツヤ、透明感が出て、年齢を重ねているにもかかわらず美しくなっている、という現象が多くあったんです。研究者も長い間、理由がわからず首をひねっていました。
注目の有効成分
シミが薄くなるだけでなく、
ツヤ、ハリ感が増すのはなぜか。
倉田 そうそう、私たちも比較写真で患者さんの肌が若々しい印象になっているのを不思議に思っていました。
陣内 近年になって解析の技術が進み、肌老化の引き金となる活性酸素や炎症も抑えることがわかったんです。
倉田 食べ物でもありますね。昔からいいと言われているものが、どうしていいのかという理由が後追いで解明されるようになることが。
山崎 コウジ酸は老化を進める情報伝達物質、NF-κB(エヌエフカッパービー)の活性を抑えることなども明らかになっていますね。抗酸化、抗炎症、抗糖化によって、シワやたるみ、キメ、黄ぐすみなど、肌老化全般に作用する。エイジングケアに必要と言われてきた要素まで、コウジ酸には既に入っていた。それを知った時、あらためてコウジ酸を見直しました。
倉田 そういう意味では、コウジ酸は総合エイジングケア成分と言えますね。
陣内 たまたま最初にメラニンの産生を促すチロシナーゼの抑制を発見したのですが、抗酸化、抗炎症作用があり、メラニン生成の抑制は、そのひとつにすぎなかった。そういう意味では、美白に留まらず、総合的にエイジングケアをする成分と言えます。
山崎 コウジ酸の可能性を探っていくと、また別の角度からアプローチした化粧品の開発もできそうですね。
陣内 気休めではなく、本当に効果のあるものでないと意味がないですから。まず、効く成分を作る。そして、それを効果が発揮される処方で化粧品に配合します。
倉田 一般的には化粧品は新製品を出すことで注目を集めますが、コウジ酸は変わらずにいて、新しい効果が発見されて、また注目される。
山崎 本当にいいものは、変わる必要がない(笑)。
倉田 シンプルだけれど、仕立てのいいシャツみたい。必ずそこに帰っていく存在――。
陣内 祖父や父が、本当によい成分だけを作ってきた軌跡は今、研究員一人ひとりの信念にもなっています。よりよい成分があってこそ、よりよい化粧品がある。私たちは研究開発型のメーカーであり続けたいですね。
山崎 コウジ酸には、まだまだ発見されていない作用があるかもしれないですし。
陣内 その可能性は大です!
倉田 早く知りたい。楽しみです。
コウジ酸の開発が、美白の歴史を塗り替えた。
さまざまな肌老化にブレーキをかける。
コウジ酸は、単独で美白のみならず、抗糖化、抗酸化、抗炎症と、さまざまな効果を発揮することが近年の研究で明らかになった。特にすべての老化の源といわれる炎症を防ぐことで、シミや黄ぐすみのほか、大人の肌悩みの発生にブレーキをかける。
抗糖化作用によって黄ぐすみを抑える。
15年前より肌が若々しく、ツヤが出た皮膚科の試験。
コウジ酸は肌老化の元凶、炎症にブレーキをかける。
特製クラッチバッグ付き
「クロワッサン900号記念
スペシャルセット」
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専用キャンペーン番号「1535」をテレコミュニケーターに必ずお伝えください。
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ハガキ:〒816-8550 福岡県大野城市大池2丁目26・7 三省製薬(株) デルメッド5CR④係
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