宝塚時代と印象が変わらない先輩は、確かにシワが少ないです。

星奈優里さん

ほしな・ゆり　女優

宝塚時代も、退団後も、常に全力で仕事を続けてきた星奈優里さん。

「40代半ばにさしかかって、どんな50代、60代になろうかと考えるようになりました。以前はなるようになると思って走ってきましたが、将来をリアルに考える年齢になったんですね」

まずは健康で、今と同じように動ける体であること。60代の先輩が踊る姿を目の当たりにし、日々トレーニングを続けることの大切さを実感した。

「今の地道な努力の積み重ねが、将来、とても大きな力になる。継続してやるとやらないの差はすごく大きい。だから、毎朝ストレッチや発声のトレーニングを習慣にしています」

肌の美しさも同じではないかと宝塚の先輩を見ていて思った。

「見た目が変わらない先輩はシワがなく、肌がとてもきれい。きっと毎日、地道にケアを続けているんだろうな」

理想はピカピカして健康そうに見える肌。

「表情ジワはいいのですが、無表情の時に目の下の小ジワやほうれい線が目立つのは気になります。それと、たるみを感じさせない、ハリとツヤのある肌でいたいですね」

年齢を重ねると、肌には肉眼では見えにくい無数のシワができる。これが肌をたるませ、影をつくるため肌の輝きを奪う。これがなければ、顔全体がリフトアップされたように見え、明るくツヤに満ちた肌に。