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美容偏差値38からのコスメ・レッスン クロワッサン 編集部こぼれ話 No.1015

From Editors 編集部こぼれ話

美容偏差値38からのコスメ・レッスン

読者の皆さまはもしかして、『クロワッサン』の編集者はみんな美容通だと思っておられませんか? それはノン・ノン。自慢ではないが私(アラフィフ・兼業主婦)は、まったく美容のことがわかりません。これまで担当してきたページは主に料理とか掃除とか書評とか。
もちろん毎日、何かしらを塗って会社には行きます。でも、本当に「何かしら(=サムシング)」であって、乾かないように&日焼けしないように……くらい。お化粧は、まああるものを適当に……だってもう20年くらい、デートとか合コンとかないですし。息子のお弁当作りとかゴミ出しをしたあとの出勤で忙しいし。ちょっと頑張るタイミングといえば、同窓会の前にマツエクを盛るくらい。
でも。それじゃいけなかったです。ということを今回、「若見えメイク術」のページを作り始めた時に思いました。集まった「私は見た! イタイ若見えメイク」のアンケートに愕然。「チークの位置が20年前で止まっている」「口紅の色が20年前のまま」「まつ毛は盛ればいいってものじゃないのに」。ええーー。マズいじゃーん私。
そして編集部の大ボスと小ボスに言いました。こんな私がメイク特集を作るのは無理なのでは? そうしたら大ボスが言いました。「ですから、そういうレベルの女性が今風の大人メイクを習得できる、わかりやすいページを作ってください」。
そこで本誌でお馴染み、メイクアップアーティストのレイナさんと打ち合わせをしました。打ち合わせなんてレベルではありません。ほぼ、ゼロからの個人レッスン。
「下地って塗る意味あるんですか? ファンデで隠れちゃうと思ってました」「リップティント? 初めて聞きました。流行っているの?」「ファンデって顔全体に塗ったらいけないの? シミが隠れなくない?」。聞きながらも自分の質問のレベルの低さがわかります。もう、ネットによくある「偏差値38からの大学受験」みたいなやつ。でも流石にレイナさんは優しかった。ニッコリ笑って、「いやあ、これはお教えしがいがありますね!」。
それで、そんな私目線でできたのが、当該ページです。もうサブタイトルに<ゼロから教わる>とか<偏差値38からの>とかつけたかった。
写真は、レイナさんとの打ち合わせを終えて私が即行で買ったコスメです。実際に自分で試してみて、「おお!(当社比)」と感動を覚えました。以来、朝の化粧タイムが(前よりきちんと時間を取るようになりました)楽しいです。
皆さまも、これだけあればかなり“今”の顔になれるはず。私の低レベルの質問を解決する全ての商品データは本誌に載っています。なお、手前の小さい白い棒は、アイブロウペンシルです。専用ホルダーがないと使えません。くれぐれも私のように買い忘れのないようお気をつけください。私も早く買わなくちゃ……。
 
(編集E)


 
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中央下左側がリップティントです。有名なアイテムだそうです。右上のアライグマは少し前にファッションページで紹介した小林モー子さんのブローチ。今回買ったコスメの総額はこのアライグマ1.2匹ぶんくらい。
 
クロワッサン No. 1015

目標は5歳若見え! 肌とメイクの秘術。

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