若い男子に「歳のせいにして不調を見逃したらダメだよ」と教えられた気がする話(ただし犬)。 クロワッサン 編集部こぼれ話 No.1006
From Editors 編集部こぼれ話
若い男子に「歳のせいにして不調を見逃したらダメだよ」と
教えられた気がする話(ただし犬)。
私事ですが、少し前から犬を飼い始めました。小型犬の男の子です。現在生後8カ月。50代半ばの私から見ると、生命力に溢れた溌剌とした動きに、かわいいというより、「若いね…きみ…」という感想を持たずにはいられません。
休日の午後など、私が昼寝をしていると、その子が身体の上にダイブしてくるんです。胸の上からお腹にかけてトランポリンのように、ドスンドスンと。
張りを失った胸とたるんだ下腹が、踏みならすのに心地よいのでしょう(悲)。
休日の午後など、私が昼寝をしていると、その子が身体の上にダイブしてくるんです。胸の上からお腹にかけてトランポリンのように、ドスンドスンと。
張りを失った胸とたるんだ下腹が、踏みならすのに心地よいのでしょう(悲)。
しかしあるとき、踏まれながら「あいたたた…」と思っている自分に気がつきました。
体重わずか2kgのワンコですが、踏まれたところが、下腹部も胸もシクシクと痛い。
これまでになかった痛みの自覚に、これは何かの天啓だわと、久しぶりにクリニックに電話して検査の予約を入れました。この時、そういえばもう3年以上も検診をしていなかったということに気づきました。
更年期まっただ中ともなると、ふとした時に「あいたたた…」と口にすることが多いものです。あちこちの痺れも痛みも加齢のせい、と思うようになり、自分の体調に鈍感になりがちです。それは実際そうかもしれないし、もしかして違う病気の兆候かもしれません。違う病気なら治すべきだし、加齢のせいだとしても、今は適切な治療を受けることでQOLが大きく向上する、と今回の取材で知りました。
ここ、大事なところですから、どうぞ本誌でお読みくださいね。
そんなわけで、このメルマガが目に留まった皆さま、「最近きちんと検査してないわー」という方がいらしたら、これも何かのご縁ですから、ぜひともドクターにアポを取られてくださいまし。写真はそのようなわけで、私を検査に導いてくれたワンコですわん。
(編集E)