マガジンワールド

運用しないと損なんです。

〔Hanako/Money〕
貯金しとけば安心だと思っているあなた。そのお金、実は日に日に価値を下げてること知ってます?
なけなしのお金が目減りしていると聞き、いつになく真剣。アルゴリズムって、すごい。
なけなしのお金が目減りしていると聞き、いつになく真剣。アルゴリズムって、すごい。

堀川:資産運用しないことがリスクって、どういうことですか?
北澤:まず円安とインフレ。そして日本のGDPの成長率を考えてみてください。日本人は貯蓄好きといわれますが、その53%が銀行貯金。個人金融資産の97%が円建てなんです。
堀川:つまり?
北澤:2011年の10万円って、今ドルでいうと6万円ですからね。
堀川:え!?
北澤:円の価値が下がっているので、円で貯蓄していると資産価値が目減りするんです。
堀川:リスクでいうと、資産を投資運用することのほうが高い気がしていたのですが、そうではないと?
北澤:資産運用は伸るか反るかの賭けごとではいけません。運用は堅実に、けどプラマイゼロの状態では物価上昇のときに耐えられないので、しっかり増やさなくてはいけません。
堀川:ずばり堅実な資産運用とは?
北澤:分散することですね。世界のあらゆる国の通貨を持つことがリスクヘッジに繋がります。
堀川:危険は全力で回避したいです。
北澤:ETFがいいでしょう。これまで富裕層にしか利用できなかった資産運用が低額からできるようになったんです。大手金融会社だと始めるのに2億ぐらいかかるのですが弊社なら500万円から、今年の年末にはもっと少額からでも利用できます。初心者のみなさんにこそおすすめ。ほっといて目減りさせるくらいならぜひ、任せていただきたいですね。

 



教わった人
堀川 静/ライター 堀川 静さん/ライター
この連載で、清く賢く美しい投資家を目指しながらも未だ一歩踏みきれずにいるマネーリテラシー低女子。が、今回ついに資産運用の開始を決意。
 
教えてくれた人
北澤 直さん/お金のデザイン取締役 北澤 直さん/お金のデザイン取締役
法学部法律学科卒業後ロースクール修士学位取得。ビジネス公共政策学科修了。外資系証券会社で活躍後、現職に就任。弁護士でもある。独身(!)。
 


円の価値=円建て貯金残高。円安、インフレ、GDPの低下など、世界における日本円の価値が落下の一途を辿っている今、円建て貯金の残高はそれに比例して減少。視野は広く、外貨は多く持っているのが◎
円の価値=円建て貯金残高。円安、インフレ、GDPの低下など、世界における日本円の価値が落下の一途を辿っている今、円建て貯金の残高はそれに比例して減少。視野は広く、外貨は多く持っているのが◎
餅は餅屋。運用はその道のプロへ。ついに来た未来。投資も資産運用もコンピュータとテクノロジーの力で飛躍的かつ堅実に進化。〈お金のデザイン〉では、アルゴリズムを基に個人資産の運用を代行してくれるのだ。
餅は餅屋。運用はその道のプロへ。ついに来た未来。投資も資産運用もコンピュータとテクノロジーの力で飛躍的かつ堅実に進化。〈お金のデザイン〉では、アルゴリズムを基に個人資産の運用を代行してくれるのだ。
1分で分かるQ&A
 

Q あれ、GDPってなんだっけ?

A 国内総生産。国内で1年間に新たに生みだされた生産物やサービスの金額の総和のこと。経済力の目安に用いられ経済が好調なとき成長率は高く、不調なときは低くなる。
 

Q ETFってなんですか?

A 上場投資信託のこと。上場しているので株式と同じように柔軟に取引できるのが特徴。今後さらに規模は拡大する兆しで、これからの投資には欠かせないといわれている。
 

Q ETFと投資信託の違いって?

A 投資を委託することでいえば投資信託と同じだが、市場規模や売買のやり方、売買価格の取り決め方などが違う。手数料や信託した際に支払う報酬額はETFのほうが安い。


 
教えて、北澤さん
いよいよ本気で資産運用を考えるときが来た気がします。手堅い方法、教えてください。
運用には、市場平均を上回る結果を出そうとするアクティブ運用と市場平均との連動を目指すパッシブ運用があります。一見、アクティブ運用のほうがいいと思われるかもしれませんが、それって正直、人の勘に頼るものがほとんどなんですね。そうなると当然、勝つときもあるけど負けるときもある。そのあたりが投資に対する怖さにつながっていると思うのですが、たとえば〈お金のデザイン〉では過去の膨大なデータから作成したアルゴリズムを使って、パッシブ運用を推奨しています。要は堅実に資産をなくさないための運用ですね。今までお金持ちにしかできなかった運用を誰もが低予算でできるような仕組みを作ったんです。弊社のサービスサイトから9つの質問に答えていただけば、個人個人に最適な資産配分・運用を提供させていただきます。
 


photo: Yuko Moriyama text: Shizuka Horikawa illustration: Yurikov Kawahiro
Hanako1095号「Club Hanako」掲載