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Study : オーガニックローズで化粧水作り!

CLUB Hanako STUDY
 

オーガニックローズで化粧水作り!

口にできる材料を使い、オーガニックにこだわったコスメ作りをテーマに活動するi mirisi(イ ミリシ)の化粧水ワークショップへ参加しました!
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Today’s Members!
RIGHT: 依田理花さん/会社員
LEFT: 斎藤恵さん/会社員
都内の養蜂場に通い、蜂蜜を採取するのが趣味という依田さんと、花が大好きな斎藤さんが参加。
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肌質や好みに合わせて、自分だけのスキンケアを。

[材料]
右:オーガニックローズとドライラベンダー。左:ハーブティンクチャーや芳香蒸留水、100%純正ハチミツ、未精製の植物オイル、精油を調合。
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1.
ボトル容器に100%オーガニックのハチミツを小さじ1、ハーブティンクチャーをスプーン1、お好みの精油を3、4滴入れる。ハーブティンクチャーはウォッカなどの飲用アルコールにハーブを漬け込み、有効成分を抽出したもの。精油は皮膚の保湿や表皮の代謝を活性化し、肌のキメを整える役割がある。
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2.
バラの花弁を1枚ずつ丁寧にむきとる。10本分のローズの花弁はボウルいっぱいに。カットした瞬間にいい香り!
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3.
花弁をネットに入れてひとまとめにしたら、水を入れた小鍋の上にセットして蒸留。
ローズ10本分の花弁から、約40㎖の芳香蒸留水が完成。ほのかに優しいローズの香り。

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4.
同じく、ドライラベンダーも蒸留装置にかけて蒸留水に。
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5.
ローズ、ラベンダーそれぞれの蒸留水を全部で15㎖になるように容器に入れ、好みのフローラルウォーターと精製水50㎖をブレンドして容器に入れたら化粧水が完成!

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オーガニックスキンケアで自然の恵みを自分の肌へ。

女性にとって欠かせないスキンケア。でも、それがどんな材料で作られているか知っていますか? 今回は、安全・安心なスキンケアにもっと関心をもってもらえるよう、食べられる材料を使ってオーガニックコスメを作る「i mirisi(イ ミリシ)」の化粧水ワークショップに参加してきました。心地よい素肌作りはまず、材料から! それでは、さっそくレッスン開始です。
依田 わぁ〜淡いピンクローズって本当にきれい! イ ミリシのワークショップでは可能な限り食べられる材料でコスメを作ると聞いていたけど、このローズも貴重な減農薬のオーガニックなんだって。
斎藤 ローズにオーガニックがあるなんて知らなかった。そのほかの材料も純正の蜂蜜やウォッカのハーブティンクチャーを使うから安心。このハーブティンクチャーは飲用可能で、飲み物に数滴垂らしたり、うがいにも使えるんだって。
依田 肌に使うものだから、口にできる材料って大事なポイントだよね。普段当たり前に使っていたスキンケアの中には石油系合成界面活性剤を使用しているものもあって、人によってはそれらがシミ、ソバカスや乾燥の原因にも深く関わっていると聞いた時はビックリしたよ〜。
斎藤 その点、ナチュラルコスメは安心だなぁって思った。今回はローズとドライラベンダーから芳香蒸留水を作ったけど、この蒸留装置は、仙台の及川久実さんが考案したオリジナルなんだって。
依田 こんな可愛いフォルムで蒸留水が作れるなんて驚き。理科の実験みたいで楽しかったね。
斎藤 ローズは保湿効果が高く、乾燥を防ぐそう。しかも、シミやシワ予防にも効果があるって。
依田 ラベンダーは、殺菌効果があり、オイリー肌やにきびケアに最適。日焼けによる肌炎症の沈静作用もあるらしいから、これからの季節には心強い味方。香り以外に草花が持つ効能を学べるのもこのワークショップの醍醐味だね。
斎藤 好みのオーガニックオイルと組み合わせる作業も楽しかった。私はフランキンセンスにしたよ。
依田 私はローズオットーを使って華やかに。毎日使うものだから、香りの癒しは大事だよね。
斎藤 今回作った蒸留水は、髪や体につけてもよいし、ルームスプレーにも使えるんだって。猫がいるわが家も安心して使える!


 
Information

imagei mirisi(イ ミリシ)

オリジナル香水が作れるワークショップも行う。次回は4月26日(日)「杉並海の家」で化粧水作りワークショップの開催が決定(事前予約制)。詳しくはHPをチェック!www.i-mirisi.com


 
photo:Makiko Nawa text:Mariko Uramoto