リビングフロアのリニューアルで注目されているのが伊勢丹新宿店。いままでは家具やインテリアのイメージが強かったデパートのリビングフロア。今回のリニューアルでは暮らす事に重点を置かれたフロア構成が新鮮。今話題のコーヒーカルチャーにもスポットがあてられている。ドリッパー、ポットといった家庭でコーヒーを楽しむ道具を体験できるようにと、1〜2週交代で話題のカフェ、人気のメーカーの専門家が、販売されている道具を使ってコーヒーを入れてくれる（有料）。取材時には昨今の世界中で盛り上がるサードウェーブコーヒーブームを牽引するハリオのスタッフが、器具の使い方からおいしいコーヒーの入れ方までをデモンストレーションしていた。「今、日本でもいい豆が出回っていますので、入れ方のコツさえ覚えれば自宅でもおいしいコーヒーを入れることができますよ」と藤井潤一さん（ハリオ）。

さっそく、お勧めの道具をそろえてもらったのが上の写真だ。

左からコーヒーの分量や抽出時間を正確に計るV‌60ドリップスケール5500円、V‌60オリーブウッドスタンドセット1万2000円、V‌60用ペーパーフィルターM450円、V‌60計量スプーン シルバー700円、スキニーキャニスター400㎖1100円。あとは好きなお店のコーヒー豆さえ手に入れたら、すぐにでも「おうちカフェ」が楽しめる。

理想のコーヒーを入れるコツはコーヒーと水の分量、時間とお湯の注ぎ方に気を配ることだとか。これらを守れば香り高いコーヒー豆本来の味わいが楽しめるそうだ。