シャルキュトリーが加わりますますパワーアップ!オーボンヴュータン
〔Hanako/News/Gourmet/尾山台〕
スイーツ好きの永遠の憧れであり、優れた菓子職人を数多く輩出してきた老舗パティスリー「オーボンヴュータン」がシャルキュトリー、トレトゥールを併設して移転リニューアル。「シャルキュトリー」は肉の加工食品(とその販売店)、「トレトゥール」とは惣菜店のこと。自家製のパテやソーセージ、タブレや豆のサラダが店頭に並び、テイクアウトはもちろん、イートインでも楽しめる。
まだ海外で修業する料理人や菓子職人などいなかった1960年代、単身フランスに渡り菓子づくりを学んだ河田勝彦シェフ。71歳になった今も毎日厨房に立ち、伝統菓子、郷土菓子の魅力を伝える。肉の加工品と惣菜はフランスのシャルキュトリーで修業した息子の力也さんが担当。カフェ1杯飲みに立ち寄れるスタンディングのカウンターはそのまま、テーブルは14席とやや広めに。昼は数量限定ランチプレートも用意。買い物に、カフェに、食事に。店を訪れるきっかけが増えてうれしい限り!
[カジュアル度]
スタンディングのカウンターでカフェやワインをラフに楽しみたい。買い物に、朝食やティータイムにと、何度でも行きたくなる。
[自腹度]
ケーキ1個380円~。肉加工品や惣菜は量り売りで、パテ・ド・カンパーニュ460円〜、キャロットラペ380円~。プチ贅沢、自分へのご褒美に。
[誰と行く?]
おいしいもの好きを連れて行ったら、喜ばれること間違いなし! 両親や家族孝行にも抜群の威力を発揮してくれる。もちろん1人でもOK。
オーボンヴュータン
世田谷区等々力2-1-3 ☎03・3703・8428 9:00~18:30 火水休/創業は1981年。今年4月にリニューアルオープン。新店ではアントルメグラッセもラインナップに加わった。
佐々木ケイ/専門誌、ライフスタイル誌などでレストラン記事を執筆。年間で取材する店は200軒以上。
photo: Tomo Ishiwatari text: Kei Sasaki
Hanako1089号「Club Hanako」掲載