恋愛(小説)が成就した話。 From Editors No.2262
From Editors
編集部リレー日誌
恋愛(小説)が成就した話。
この時代に恋をするということは…という今号のテーマについて、松井玲奈さんに小説を書いていただけたらどんなに素敵だろう。小説『累々』で女性の多面的な心理と恋愛を実に丁寧に描いた松井さんは、どんな物語を生むだろう。そう考えただけで恋をしたようなときめきが。しかし、なにしろ連続ドラマ出演中のご多忙なさなかです。「失恋承知の上!」という気持ちでご依頼したところ、なんと! ご快諾いただけました。そして、その物語の胸に沁みること…。
作品を読んだら、さらに創作のお話を聞きたいと欲が出てしまいました。二度目の「失恋承知の上!」でインタビューを重ねてお願いすると、そちらもなんとご快諾。「これは夢?」と思うような幸せな展開に舞い上がること舞い上がること(暑苦しく、気持ち悪くてごめんなさい…)。作品についてのほか、松井さんの執筆の基盤となる気持ちをお伺いしました。
「会えない時間が多いふたり」がどう恋愛をしていくのか。そして恋愛をなぞりながら、人との関わり方についても感じることの多い小説「to water」&インタビューをぜひお楽しみください!(SN)