From Editors No. 1890 フロム エディターズ
THIS WEEK’S ISSUE
仕事の合間に、「おやつ」。これでまた頑張れます!
「おやつにする?」
子供のころなら親が言ってくれる言葉ですが、大人になると誰も言ってくれません。
だから今こそ自分で言いましょう! 「おやつにしよう!」と。
仕事に疲れたとき、ちょっと元気が出ないとき。そんなときは無理せず、好みのお菓子とお茶でひと息ついてみてください。びっくりするほど気持ちが豊かになるはず。リフレッシュのあとの仕事は効率アップ、気持ちも前向きになること間違いなしです。
コツは、そのひとときだけは美味しいお菓子に気持ちを集中すること。そのためにも自分にとって「極上」のおやつを準備すること。高級じゃなくてもいいんです。そのとき、自分が食べたいもの食べることが大事。フルーツのケーキ? 甘いパン? うーん、今日はなんだか小腹もすいてるし、大福とか? 有名店に行くのも楽しいけど、疲れて帰宅する途中に気が利いたスイーツが買える近所のコンビニも、実はすごくぜいたくかも…。
ということで、アンアンは一冊まるごと「おやつカタログ」を作りました。編集部が頼りにしているテッパン差し入れリストや、定番だからこそ、今いちばん美味しいのがどれか気になるクラシックなスイーツたちをどーんとリストアップ。辛党のためのおやつやマニアも多い甘いパンまで網羅しました。今日も明日も、あなたの「おやつタイム」の相棒にしてください。頼りになりますよ。(H)
COVER STORY
雑誌の顔である表紙に実力派おやつが勢ぞろい。
今回の表紙は誌面でも登場したおやつたちが並びました。
各担当から提案された選りすぐりの商品たちからカメラマンが厳選。
いわば「選抜」です。
味はいわずもがな、ルックス、バランス、全てを満たしたメンバーたちが、カメラマンの超絶技巧で一枚の絵になっていきます。不動のセンターはスーパーショートケーキ? 茂助団子もいい味出してるよね、実はこの子がリーダーか? ルックス抜群のクロナッツはグラビア担当…? などなど、担当の脳内では撮影の間中、某アイドルグループのことが思い浮かんでおりました。
ともあれ、激戦を勝ち抜いた子たちがずらり! だけあって、存在感たっぷりの表紙に。本誌内にはまだまだいろんなメンバーたちが控えていますので、ぜひ、あなただけの推しメンを見つけてください。(H)
From Editors
編集部リレー日誌
定番だからこそ、本当に美味しい、エバーグリーンな一品を集めました。
今回、ショートケーキやチーズケーキといった洋菓子から、団子、大福の和菓子まで、王道スイーツのベスト5を選出しました。セレクトをお願いしたのは、ananの人気連載「OYATSU」や、フード特集、スイーツ特集で活躍する5名のライターの方々。東京をはじめ、日本全国の新旧の名店に精通するみなさんですから、選び出されたスイーツも本当に逸品揃い。「ふるふるとろとろ系のプリンが主流だけど、卵の風味が感じられる、しっかり固めでクラシックなものをぜひ食べてほしい」「値段は高いけど、値段以上の感動体験を与えてくれる驚異のショートケーキ」などなど、選者のみなさんの熱い推薦コメントをもとに、今食べておくべきベスト5を苦心して選びました。
実はこれまで、個人的にショートケーキというアイテムは、どちらかというと苦手でした。パサッとしたスポンジに、生クリームの甘さと苺の酸っぱさがケンカしているような気がして、どうにも食指が伸びなかったのです。ところが、今回ご紹介する5品は、それまでのショートケーキ観を覆す絶品ばかり! 「このしっとり生地と甘さ控えめの生クリームが、苺の甘酸っぱさを引き立てて、三位一体の美味しさになるんだ!」と試食しながら、唸ったり、ため息が出たり。このシンプルきわまりないケーキが、日本でこれだけ長く愛されている理由も納得でした。
最後に、今回のスイーツ撮影はクリスマス前の、お菓子屋さんにとっては一年で一、二を争う超繁忙期。そんなお忙しい時期に、撮影のために快く商品を手配してくださったり、取材に対して丁寧にお答えいただいたショップのみなさまに、心よりお礼申し上げます。(H)