日本語のプロ・齋藤孝先生と考えた、「最強の会話術」をお届けします。 From Editors No.2202
From Editors
編集部リレー日誌
日本語のプロ・齋藤孝先生と考えた、
「最強の会話術」をお届けします。
コミュニケーションのかたちが、劇的に変わりつつあるいま。通話やテレビ電話、チャットなど、オンラインを介したやりとりが急速に増え、改めて会話の重要性を感じている人も多いのでは。
「コミュ力強化塾」特集では、日本語のプロフェッショナルである齋藤孝先生にご協力いただき、いま身に付けたい「最強の会話術」とは何かを考えました。今回、編集部が掲げた目標は“ポジティブな気持ちになれる会話”。何かと制限のある状況だからこそ、自分も相手も「この人と話ができてよかったな」と思え、明るく楽しい気持ちになれる。そんな会話ができたら嬉しいですよね。特集内で8ページにわたりお届けする、齋藤先生による会話術の内容を、ここで少しだけご紹介します。
齋藤先生に伺ったところ、会話をする上で意外と難しいのは「相手が言いたいことを、相手の意図通り受け取ること」なのだそうです。そこで、〈相手の真意をつかむ読解力〉のレクチャーからスタート。
次の課題は、〈味方をつくるトークの心得〉。せっかく会って話すのですから、お互いにいい気持ちで話したいですよね。話すことで相手との関係性をみるみる好転させる、そんなワザをお伝えします。
続いてのテーマは、〈「伝わらない」を解決するお悩み相談〉。会話のなかで「伝えているつもりなのになぜか伝わっていない」「どういう伝え方をすればわかってもらえるか悩ましい」…、そんなお悩みに齋藤先生がずばりアドバイス。
最後に指南するのは、〈人前が苦手を解消するプレゼン術〉。これを実践すれば、聞き手の気持ちをぐっと引きつけることができ、あなたの話を聞いてよかったと思ってもらえること間違いなしです。
話すことに苦手意識がある、またコミュニケーション能力に自信がない…。そんな人にぜひおすすめしたい今回の企画ですが、今よりもいっそう会話のスキルを高めたい人にも、しっかりお役立ていただける充実の内容です! このステイホーム期間に、じっくり会話について考えてみてはいかがでしょうか。(N)