From Editors No. 800 フロム エディターズ
From Editors 1
祝・800号記念。
今月は読んで、動いて忙しい!
1976年6月、『POPEYE』創刊。このたび、めでたく800号を迎えました! 王貞治の通算ホームラン数まであと68号と迫ったワケですよ、ついに。デル・ピエロの通算出場試合数と同じくらいだね、うんうん。失礼、ここのところスポーツ漬けでございまして……。というわけで、記念号の特集は「POPEYE ATHLETIC CLUB」と題したスポーツの特集です。
目玉は付録ですよ、ふ・ろ・く。赤字覚悟の出血大サービスとして、全員に POPEYE オリジナルの「フライングディスク」をプレゼント !! これをもって公園でも行って、思いっきりぶん投げて欲しいです。スポーツって最高だなあ。そう感じでもらえたら本誌も楽しく読めるはず。
特集では「スポーツ・ファッション・クロニクル」という巻頭企画にぜひご注目を。70年代からのスポーツウェアをまじめに研究しました。ビョルン・ボルグ、マイケル・ジョーダンetc、偉大な先輩たちの着こなしや、あの時代を彩ったスポーツスタイルを現代的にアップデート。スポーツはファッション目線で見てもおもしろいんですよ。
POPEYE 800号は読んでも、動いても楽しめる号です!
From Editors 2
ちくわボーイ、筋肉と出会う。
太ってはおらず、どちらかという痩せ型。ただ、鍛えたり、日常的に運動をしているわけではないので、締まっていることもなく、なんとなく触るとやわらかい。もやしというよりは、ちくわみたいなイメージでしょうか。
そんなカラダと長いことつき合ってきて、特段、不便を感じたこともなかったのですが、今回ばかりはちょっと鍛えてみようかなと思った次第です。
きっかけはまぎれもなく、「マッスルボーイ」対談を拝聴したこと。健康グッズ通であり自分のカラダに並々ならぬ関心を抱く水道橋博士と、先日ブラジルで開催された世界マスターズ陸上にて、見事銅メダルを獲得した百獣の王・武井壮さんによる熱いトークです。
やれ忙しい、やれ眠いとカラダを鍛えることのなかった僕に博士の名言は染みました。「日常の中にもトレーニングはある」と。そうなんです。えいっ、とやる気を出してジムに行かなくても、鍛える方法はいろいろあったんです。たとえば、博士の持っていた大人のおもちゃにしか見えない、やわらかいバナナとか…(気になる人は、Amazonを開いて「ストレッチバナナ」で検索!)
いいカラダは一日してならず。いつPOPEYEがぴっちぴちのタンクトップスタイルを提案してもいいように、鍛えておかねばですよ。
最後に。そんな自分を鼓舞する意味でも、この特集の制作中は「おつかれさマッスル!」 という挨拶を流行らそうとしたのですが、あんまり流行らなかったことをここに報告しておきます。