マガジンワールド

From Editors 2 No. 803 フロム エディターズ 2

From Editors 2

東京のシティボーイは造船所にも住んでしまう。

リニューアルしてから2回目の部屋特集です。前回はDIYがテーマだったけど、今回は「趣味」。何ともざっくり。何かを集めている人を探そうかなーとか、リサーチも滞りがち……。とまぁ、取材は難航して難破しかけた、とは言い過ぎですが最後にはそれこそ船の工場に住んでいる気鋭のプロダクトデザイナーに会えたりして。18人の東京のシティボーイが暮らす部屋からは、なんだか面白い“東京”の感じが匂っていると思います。方向性・傾向がない、ってのがまた、いいんですね。廊下の全面がストリートアートで埋まっていたり、ブルックリンさながらに下町の事務所物件をスクラップ&ビルドして実験を繰り返したり、アンティークの素敵な木工家具と仏像・お面を同居させたり。おしゃれなインテリアや雑貨が揃っているのも、デザイナーズ物件も、スマートだったり整っていたりするのも、いい部屋の形かもしれません。でもボクが「カッコいいな」と思ったのは取材した18人のような、自由で、好きなもの・ことが決まっていて、その色に濃く染まっている部屋。何よりそういう「好き」なものがわかっていること、そしてピュアにそれに突き進んで部屋を作っているってのは、スタイルがあっていい。ココ・シャネルはちなみに、「インテリアは心の表れよ」と言っているそうだ。

榎本健太(本誌担当編集)
 
文中の建築家志望の学生の家にはこんなガレージもついています。ここでイスも机も、ロフトへの階段も作れてしまう。車を入れるというよりも、部屋づくりの場。
文中の建築家志望の学生の家にはこんなガレージもついています。ここでイスも机も、ロフトへの階段も作れてしまう。車を入れるというよりも、部屋づくりの場。
『オン・サンデーズ』で見かけた、福岡の陶芸家・石原稔久さんのブックエンド。猿、です。考える猿? 本誌では他にもたくさん、素敵なブックエンドを紹介していますよ。
『オン・サンデーズ』で見かけた、福岡の陶芸家・石原稔久さんのブックエンド。猿、です。考える猿? 本誌では他にもたくさん、素敵なブックエンドを紹介していますよ。


ポパイ No. 803

部屋と趣味

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