マガジンワールド

秋はクラシックでいこう。 From Editors 2 No. 846

From Editors 2

秋はクラシックでいこう。
この夏、みなさんどんな格好をしていましたか?
白いポケTにどこかのショーツ、足元はスポーツサンダル?
僕も大体そんなようなものなのですが、ひとつのルールを何となく自分に課してみました。
それは「ノー半袖半ズボン」。どんなに暑くたって、ショーツを穿く日は長袖シャツを羽織り、逆にTシャツを着たい日は長ズボンを穿く。どっちか片方はオーケーだけど、半袖&半ズボンを同居させない。なんなら、なるべくスニーカーは履かずに革靴で出かける(といってもモカシンですが)。

それは別に忍耐力を身につけようとかそういうことではなく、
「そろそろちゃんとした格好がしたいな」という気持ちからでした。
年齢的にもいい年だし、ファッション業界に吹き荒れるストリートな流れにそろそろ飽きてきてしまったのかも。

というわけで、ポパイのファッション特集は「Finding the Classics.」です。
ジャケットや革靴、シャツやタイがたくさん出てきます。
逆にスニーカーやスウェットシャツはあまり出てきません。
「あ〜、おれの興味ないやつだ〜」とそっぽを向かれてしまっても
しょうがないと思いますが、この夏の僕の経験からすると、ちょっとでもクラシックな装いを取り入れることはとても気分の良いものでした。
言葉での説明は難しいのですが、半袖半ズボンの自分よりも、長袖のシャツを着て、革靴を履いている方がかっこいいなと思えたのです。

本誌はそんな夏を短パンで過ごした人たちも
取り入れられるファッションをたくさん紹介しています。
いきなり英国紳士のようになろうとは思わないと思うので、
まずはナイスな革靴あたりから始めてみるのはいかがでしょうか?

青山洋行(本誌担当編集)


 
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まずは〈クラークス〉のワラビーあたりから。
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クラシックな装いには、バーが似合う。本誌でも紹介している新宿の「イーグル」


ポパイ No. 846

確かにこれは、クラシックだ。

815円 — 2017.09.08
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ポパイ No. 846 —『確かにこれは、クラシックだ。』

紙版

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