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今回は、ハズレをなくすための映画特集です! From Editors 1 No. 867

From Editors 1

今回は、ハズレをなくすための映画特集です!

みなさん、1年にどれくらい映画をご覧になりますか? NETFLIXのオリジナル作品であれば、面白くなかったらストップすればいいだけですが、映画館にわざわざ行った1本が好みじゃなかったら残念ですよね。年に100本観る人ならばいいかもしれませんが、年に10本くらいしか観ない人にとっては重大。だから、ハズレをなるべくなくしたい。今回の映画特集では、まず54名の気になる方々に、「どういう映画が好きですか?」 という問いに答えてもらいました。好きな映画を探すのに、アクションやホラーなどのジャンル分けで探す時代はもう終わりにしましょう。答えて下さった方々の回答の一部を挙げると、“お引っ越しが描かれる映画”、“倦怠期の夫婦モノ”、“映画の限界に触れた映画”“黒澤明のカラー映画”“主人公がボロボロになる映画”などなど。他にもたくさんのテーマが挙がっているので、きっと好きな映画の傾向が見つかるはずです。自信あります。
これから公開になる新作映画については、俳優の柄本祐さんと森岡龍さんに、新作映画のチラシと予告編のCMだけ観てもらい、面白そうかどうかを語り合ってもらいました。みんな、その条件で観るかどうかを判断していますからね。彼らの語らいが新作映画でハズレを引かないヒントになるはずです。
そういえば、映画スタジオ『A24』のオフィス取材も敢行しました。『レディ・バード』から『ヘレディタリー/継承』まで、話題作続々の会社です。すごく気になるのに、直接取材をして記事を作ったメディアはこれまで見たことがなかったので。『ニューヨーク・タイムズ』の取材も断るくらいだそうで、なんだか条件も厳しかったです。でも貴重な話がいくつか聞けましたよ。それにしてもA24の映画って面白いものが多いですね。
最後に、担当編集として好きな映画の傾向について少し書かせてください。最近はウンチクを語るのも飽きてきたので、「男らし過ぎる犯罪映画」が大好き。男の約束を守り過ぎだったり、銃を撃ち過ぎだったり、顔が男らし過ぎたり、強過ぎたりします。とにかくスカっとしたいんや! という方にはおすすめです。

矢野一斗(本誌担当編集)
 
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左から、男らしいといえばのマイケル・マン監督作『コラテラル』、銃撃シーンが長過ぎの『要塞警察』、暗殺シーンが怖すぎる『ミュンヘン』、強盗マスクが不気味過ぎる系映画の1本『ザ・タウン』、約束守り過ぎ映画の『ガルシアの首』、ニコラス・ケイジがしかめっ面し過ぎの『スネーク・アイズ』、デンゼル・ワシントンを怒らせてはいけないことを学べる『マイ・ボディ・ガード』、デンゼル・ワシントンがなんと時空を越える『デジャブ』、デンゼル・ワシントンのお仕事全うし過ぎ映画『サブウェイ123』、香港で男らしいといえばのジョニー・トー監督作『ブレイキング・ニュース』、潜入捜査官が強過ぎるジョニー・トー監督作『ドラッグ・ウォー』、ザ・香港ポリスアクションの『デッドポイント〜黒社会捜査線』、高倉健さんがかっこよ過ぎる『昭和残侠伝 死んで貰います』、アーネスト・ボーグナインが無賃乗車を決して許さない映画『北国の帝王』、剣道部の部室の香りすら漂ってきそうな『ヒート』、中国の虐げられし人々の怒りが爆発する『罪の手ざわり』。
ポパイ No. 867

おもしろい映画、知らない?

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