マガジンワールド

素人目線で作りました。 From Editors 2 No. 869

From Editors 2

素人目線で作りました。

「キャンプがしたい!」号の担当でありながら、生まれてこのかたキャンプをしたことがなかった僕。しかも運転免許も持っておらず、もしかしたら編集部で一番キャンプと縁遠い存在? この特集を作るにあたり、もちろんキャンプを初めてやってみました。

 全部で5つのキャンプ場を訪ねた中でも思い出深いのが、車なしでも行けてしまう長野県・野沢温泉村の「スタカ湖キャンプ場」。新幹線・バス・ゴンドラを乗り継ぎ、高原にあるキャンプ場を目指すという行程だったのですが、夏にスキーのゴンドラに乗って向かうのも、大荷物を担いで山道を歩くのも、ちょっとした冒険みたいで面白く、そうやって、ようやくたどり着いた湖畔のキャンプ場は静かでめちゃくちゃ気持ちいい! 初めて1人でソロテントを設営し、友人と協力しながら焚き火を楽しむ。やることなすことすべてが新鮮で、田舎出身なのにどうしてもっとキャンプをしなかったのかと後悔するほど。

 僕のように、興味はあれど、キャンプをやったことのない人もたくさんいると思います。この号を通じて大事にしたかったのは混じりっけなしの素人目線。作っている僕自身がまごうかたなき、ド素人なのですからね。経験者なら、こういうもんでしょ!と、すっ飛ばせる細かなことも、右も左もわからない素人からすると、「???」となることは、少なからずあるもの。そんな人でも安心して読んでもらえる工夫を心がけました。それは、Bの「BE A GOOD BEGINNER」(居候キャンパーの心得)や、Fの「FIELD TEST」(見た目重視で選んだギアを実地テスト)といった企画に現れていると思います。特にFの撮影では、とにかくドギマギしつつ、いろんなギアを試しながら素人だけで夜を明かすというキャンプをしました。その様子は連載「シティボーイの憂鬱」にて赤裸々に語られているので、そちらも併せてどうぞ。僕もキャンプのいろは、もとい、ABCを学びながら作っていたので、専門誌にありがちな、素人は置いてけぼり……なんてこともないはず。この特集を通じてキャンプを始めたばかりの僕がいうのもあれですが、歴史の話だったり、昆虫の話だったり、ハウツー以外にもAからZまで、いろんな読み物を散りばめたので、これを読んで一歩踏み出してもらえたら!

角田貴宏(本誌担当編集)
 
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スタカ湖キャンプ場で、キャンプ好きの友達と楽しんだ焚き火。揺らめく炎はまるで、妖艶なダンサーか!?
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朝、偶然見つけたミヤマクワガタ。ビギナーズラック? でも最初のキャンプが楽しいと、また行きたくなるので、初めては大事。


ポパイ No. 869

キャンプがしたい!

840円 — 2019.08.09電子版あり
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ポパイ No. 869 —『キャンプがしたい!』

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