今、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの大人気グループAAAが、ananの表紙に登場です！ 担当Ｙも様々なグループの撮影を経験してきましたが、「男女混合グループ」は初体験。メイクルームはどう分ける？ 着替える場所は？ 着替える場所は違うけど7人の衣装は同じ場所に置いたほうがいいよね？ 等々、いろいろ試行錯誤しながら当日を迎えました。そして並んだ大量の衣装を眺めながら、「今日は戦場みたいにバタバタの現場になりそう…」と覚悟を決めたのですが……実際に撮影＆取材が始まってみると、（まあバタバタではありつつ）楽しくてほのぼのしたシーンのオンパレードだったのでした。

最初にソロカット撮影を終えた伊藤千晃さんがインタビューに答えるテーブルから、ひっきりなしに明るい笑い声が聞こえてきたかと思えば、着替えを終えた西島隆弘さんはスマホで洋楽を流しながら一緒に曲を口ずさみ、並べてあったいちごをつまんでパクリ。その横で、「甘いもの、お好きなんですか？」とスタッフに聞かれて「全然好きじゃないですよ～」と答えながらチョコをほおばるお茶目な日高光啓さん。宇野実彩子さんは、表紙の衣装をじっくり吟味しながら本当に一生懸命な表情で「だってananの表紙に出られるんだよ!?」（この言葉には、思わずスタッフ一同、嬉し泣きしそうになりました）。撮影が始まると、浦田直也さんは「西島さんの肩に手を置いてください～」というカメラマンの指示に、なんと人さし指だけ乗せるという可愛いおとぼけを見せてくれましたし、末吉秀太さんは撮影の合間も振付の練習です。與真司郎さんの英語力も垣間見ることができました。ソファに座りながらの集合カット撮影中、なぜかメンバーの間で「Ｒ」「と「Ｌ」の発音話が始まったのですが、末吉さん渾身の「レオナルド・ディカプリオ（Leonardo DiCaprio）！」に、與さんが「あー惜しい」とソフトにダメ出し。すると西島さんや宇野さんも加わって発音合戦！
撮影と取材が終わり、メンバーを見送ってからananスタッフがしみじみと口をそろえて言ったのは「ほんとに魅力的な方たちだね～」ということ。撮影中だけでなく、ソロインタビューでも、座談会形式のインタビューでも、ちょっとした合間の時間でも、ひとりひとりがいい空気を出して向き合ってくださったおかげで、怒涛のタイムスケジュールにもかかわらず、どこかほっこりした時間となったのでした。（Ｙ）