マガジンワールド

ほら、カルチャーの匂い。 台湾シティガイド。 From Editors 1 No. 864

From Editors 1

ほら、カルチャーの匂い。
台湾シティガイド。

「ほらエノグの匂い」とは銀座の老舗画材店『月光荘』の隠れた名キャッチコピーですが、台湾の地に降り立ってみると、実にいろいろな匂いがします。
南国ならではのムワッとした暖かい空気に次いで押し寄せるのは、そこかしこで作られる屋台から立ち上る香り。八角ときどき臭豆腐と漢方。ああ、台湾に来たなあ。そう考えると、東京はなんと無臭な街なのか。

そういった匂いに誘われて、食べ慣れないものを食べたり飲んだりすることがひとつの大きな楽しみなのですが、それだけだと物足りないのがシティボーイの性というもの。クンクンと鼻を利かせて、カルチャーの匂いをたどって街をぐるぐる歩いてみるのも、楽しみのひとつ。

今回の特集は「台湾のシティボーイと作った」と謳っているとおり、カルチャーの匂いがプンプンする彼らと会って、話して、オススメしてくれた場所を誌面でたくさん紹介しています。50人以上の台湾シティボーイが登場しているので、普段見かける台湾のガイドブックとはまた違った内容になっています。この1冊からそんなたくさんの匂いを感じ取っていただければ幸いです。

青山洋行(本誌担当編集)
 
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まあまあ満腹でも、屋台に吸い寄せられてつい……。
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台北で出合った『PAR STORE』。本誌でも取材しています。


ポパイ No. 864

台湾のシティボーイたちと作った台湾シティガイド

856円 — 2019.03.09電子版あり
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ポパイ No. 864 —『台湾のシティボーイたちと作った台湾シティガイド』

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