みやげもんコレクション 072
わら細工の羊
山形県/河北町
文 / 川端正吾
掲載:BRUTUS#667 (2009年8月1日号)

素朴な味わいの中に、こまやかな技が光る河北町のわら細工。
「おおっ!」。実物を前に、その完成度の高さに思わず声が出てしまいました。山形県河北町の「わら細工」です。細かな肉付きや毛並みまで、藁だけで出来ているとは思えないほど活き活きと再現されています。
豊かな田園地帯にある河北町には、昔から農耕文化に根ざした郷土玩具が伝わってきました。この精巧な「わら細工」は石川清治さんが約40年前に考案したもので、清治さんが亡くなってからは、奥さまのたかさんがお1人で作り続けています。清治さんが残した図面をもとに、質感の違う藁をそれぞれ部位ごとに細かく使い分け、モチーフの特徴を見事に再現していきます。
今回、いただいたのは羊。藁と針金で作られた骨格の上に、ブラシで細かく裂いた藁が丁寧に重ねられ、ボリューム感ある毛並みに仕上がりました。ほかにも筋骨隆々の虎や、今にも飛び跳ねそうな兎など、十二支のわら細工が作られています。細かい部位をすべて手作業で作っていくため、1体製作するのに約3日かかるのだとか。その年の干支以外も常時製作されていますが、在庫があまりないものも多いので、事前にご確認を。
豊かな田園地帯にある河北町には、昔から農耕文化に根ざした郷土玩具が伝わってきました。この精巧な「わら細工」は石川清治さんが約40年前に考案したもので、清治さんが亡くなってからは、奥さまのたかさんがお1人で作り続けています。清治さんが残した図面をもとに、質感の違う藁をそれぞれ部位ごとに細かく使い分け、モチーフの特徴を見事に再現していきます。
今回、いただいたのは羊。藁と針金で作られた骨格の上に、ブラシで細かく裂いた藁が丁寧に重ねられ、ボリューム感ある毛並みに仕上がりました。ほかにも筋骨隆々の虎や、今にも飛び跳ねそうな兎など、十二支のわら細工が作られています。細かい部位をすべて手作業で作っていくため、1体製作するのに約3日かかるのだとか。その年の干支以外も常時製作されていますが、在庫があまりないものも多いので、事前にご確認を。
![]() |
||
|
河北町にある紅花資料館では、石川たかさんによるわら細工体験も行われている(要1週間前予約)。また作品の販売も。羊8,000円。●紅花資料館/山形県西村山郡河北町谷地戌1143 Tel.0237-73-3500。 |
![]() |
![]() |


