「御香煎」ananカラダに良いものカタログ
心身がくつろぐ、老舗秘伝の味。
漢方の香り豊かな御香煎。
漢方の香り豊かな御香煎。
創業1703年の薬味専門店で、300年以上愛される店の看板の御香煎は、陳皮や茴香など数種の漢方薬を原料に、焼き塩で味付けしたもの。江戸時代には旅の疲れを癒す清涼剤として、多くの宿場や茶屋に置かれていたそう。白湯に少々の御香煎を入れて飲めば、薬味がかった香ばしさと、爽やかな清涼感のある、現代でも大活躍するリフレッシュドリンクに。
●ランチ後に飲むと心身がスッキリして仕事がはかどる。(35歳・デザイナー)●やる気が起きない時の気分転換にも。塩気が美味しい!(32歳・企画)
AND MORE!
風味をそれぞれ楽しめる香煎シリーズ
左上から時計回りに…青紫蘇香煎/志そ香煎/あられ香煎/桜香煎
御香煎のほか、乾燥させた青紫蘇の葉や、梅酢に漬けてから乾燥させた赤紫蘇の葉、香ばしく炒ったあられ、塩漬けした桜の花など、シリーズは全部で5種類ある。
創業1703年。京都の老舗『原了郭』で生まれました。
店に今でも残る、「禁裏御用・各藩御用・御香せん所」という看板。禁裏とは御所のことで、古くから宮中や諸藩の御用達として香煎を納めていた実績がわかる。左は、江戸期の店の賑わいを伝える弘化4年(1847年)版『二千年袖鑒』より。今では、伝統の品に加え、新たなスパイスも提案。
“香煎”ってどんな味?
漢方薬の原料を数種類合わせて香ばしく煎り、粉末状にして焼き塩で味付けしたもの。
古来、消化不良、血流改善に使われてきた陳皮、健胃のため、食欲不振に処方されることの多い茴香、脾臓や胃を温める時に役立つ山椒などを使用。漢方の名医による処方を、一子相伝で300年以上受け継いできた。お湯に加えるだけの手軽さも、多くの人に愛されるゆえん。
原料は… 左・茴香(ウイキョウ)、右・陳皮(チンピ)、山椒…
…その他は秘伝!
白湯に小さじ¼程度の
御香煎を浮かべて飲みます。
御香煎を浮かべて飲みます。
\漢方の苦味がなく、
美味しく飲める~。/
美味しく飲める~。/
写真・多田 寛(DOUBLE ONE) スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・メイ・パクディ 文・板倉ミキコ