ブルータス - BRUTUS | みやげもん | 073 折紙神像/静岡

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みやげもんコレクション 073
折紙神像
静岡県/三嶋大社
文 / 川端正吾
掲載:BRUTUS#668 (2009年8月15日号)
伊豆国一宮でいただく、なんともユニークな折り紙のお守り。
 富士山の伏流水が至るところで湧き出す清流の街、三島は、東海道の要衝として古くから栄えてきました。その中心にある三嶋大社は、奈良時代の古記録にもその名が見え、源頼朝が源氏再興を祈願したことで知られています。そんな由緒ある神社で、とても珍しいお守りを見つけました。折り紙で折られた恵比寿様と大黒様が、これまた折り紙の入れ物に納められて授与されている「折紙神像」です。恵比寿様の釣り糸のようなディテールまで紙で再現された逸品。こちらの三嶋大社では、福徳の神様・事代主神、俗にいう恵比寿様を祀っています。そこで、恵比寿様と、併せて信仰されることが多い大黒様をセットにしてお守りが作られたそうです。ではなぜ、お守りの製作手法としてはとても珍しい“折り紙”で作られるようになったのか? 実はよくわかっていないのだとか。神社にも地域にも特に折り紙にまつわるご縁があるわけでもなく、残念ながら由来はナゾのままでした。

 社務所ではほかにも、厚さが4.5㎝もある「三嶋駒」なる絵馬など、ユニークな縁起物を授与していただけます。
     
写真上/大、中、小、3つのサイズがある折紙神像。写真は大サイズ2,000円。写真下右/迫力の厚みが特徴の「三嶋駒」1,200円。写真下左/伊豆国一宮である三嶋大社。御本殿は重要文化財に指定。