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ニューヨークで見つけた美しい照明術 Editor’s Voice No.216

Editor’s Voice
ニューヨークで見つけた美しい照明術

照明特集のさなか、デザインマイアミ取材のためアメリカへ。途中立ち寄ったニューヨークで話題のスポットは、照明もやっぱりすごかった!

1.圧巻だったのが〈ホイットニー美術館〉改め〈メトロポリタン美術館〉の新館として2016年に生まれ変わった〈メット ブロイヤー〉の天井。同じ照明をただひたすら敷き詰めるという、バウハウスに学んだマルセル・ブロイヤー1966年のアイデアは、今なお斬新だ。

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2.1881年に建てられたニューク高層建築の先駆けであり、現在は歴史的建造物に指定されている建物をリノベしたホテル〈ビークマン〉。ロビーやレストランなど、パブリックスペースは基本的には暗い。建物自体の歴史的な重みと相まって、薄暗いというより、漆黒の闇のような重々しい暗さである。だがそこに小さくて繊細な照明をいくつも灯すことにより、シャラシャラと音が聞こえてきそうな、美しくゴージャスな明かりが生まれている。特に1階から9階までを縦に突っ切るアトリウムが壮観。下から見上げると、まるで天の川みたいだ。

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3.小さな照明をいくつも灯すのは話題のイタリアンレストラン〈ヴィア カロタ〉も同じ。こちらは電球を束ねたり、インダストリアルな照明を向きを変えて並べたり…ラフで楽しげなムードは住宅にも応用できそう。

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4.今のブルックリンを作ったといっても過言ではない〈ワイスホテル〉のレストランでも、丸い照明が多用されていた。

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本誌ではもっと身近に、国内外で活躍するクリエイターのプライベート空間におじゃまして、その使い方を見せてもらいました。そしてニューヨークでも散見した、同じモチーフを繰り返すという照明のアイデアを生み出したイタリアの巨匠、ジノ・サルファッティにも迫ります。お楽しみに!

 
特集担当編集/佐野香織
CASA BRUTUS No. 216

照明上手

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CASA BRUTUS No. 216 —『照明上手』

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