みやげもんコレクション 071
板獅子
山形県/鶴岡市
文 / 川端正吾
掲載:BRUTUS#666 (2009年7月15日号)

カタカタカタッと軽快な音を打ち鳴らし、厄災を払う板獅子。
豊富な雪解け水を利用した稲作で知られる日本有数の米どころ、山形県の庄内地方。こちらでは、悪病・災害よけの霊獣である「獅子」を祀るお祭りがたくさんあり、獅子モチーフの縁起物も数多く残っています。今回ご紹介するのは、かつて庄内藩の城下町として栄えた鶴岡市に伝わる「板獅子」。かつては、城下の神社仏閣の参道などで盛んに売られていました。その後2度の中断を経て、現在は地元の郷土玩具製作所〈丸金〉が復元し、製作を続けています。耳がピン! と立ってキリリとした表情のほうが雄、耳が垂れ、穏やかな表情をしているほうが雌。柄を持って振ると口が開閉してカタカタと音を立てます。漆器と同じで、乾燥している時期に色付けすると色が曇ってしまうため、製作できる時期が限られるのだとか。在庫がない時も多いそうなので、購入希望の方は事前確認が安心です。
鶴岡市と共に庄内地方を代表する都市である酒田市にも、巨大な獅子頭が街を練り歩く「酒田まつり」や木彫り玩具が伝わっています。JRの「特急いなほ」で2駅なので、ぜひハシゴすることをオススメします。
鶴岡市と共に庄内地方を代表する都市である酒田市にも、巨大な獅子頭が街を練り歩く「酒田まつり」や木彫り玩具が伝わっています。JRの「特急いなほ」で2駅なので、ぜひハシゴすることをオススメします。
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写真上/板獅子 各1,250円(丸金/山形県鶴岡市大東町22−13 Tel: 0235・22・0570)。写真下右/酒田まつりで登場する巨大な獅子頭。写真下左/板獅子と並んで、鶴岡を代表する郷土玩具「瓦人形」。 |
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