香港といえば食? 夜景？ ショッピング？ 魅力はさまざまありますが、今回の香港取材で新たに発見した香港の魅力があります。それは〝おじさん〟。現地取材をしたのが、連日湿度90％超えという蒸し暑い時期だったこともあり、おじさんたちも露出が増え（タンクトップをめくりお腹だけ出しているおじさん、潔く上半身裸のおじさん…等々）、普通なら「キャー！ ハレンチ～～ッ！！」と目を覆いたくなるところが、香港のおじさんは何かが違う。いやらしさがないというか、ゆるキャラにも通じる脱力感というか…なんだか見ていてすごく癒されるのです。ちなみに単におじさんといっても色んなおじさんが香港には生息（！？）していて、わたしが心をつかまれたのは〝ギャップおじさん〟。上半身裸で何も持たず、ただボーッとしているように見せかけ、ブルートゥース（ワイヤレスイヤホン）で何かを画策する〝スパイ風おじさん〟、かわいい小鳥が入った鳥カゴをホクホク顔で大事そうに抱える“乙女おじさん”…ぱっと見ではその実態がわからないミステリアスさもまた魅力だったりも。と、私がおじさんについてアツく語ったところで、なかなか理解してもらえないかと思うのですが、行けば（きっと）わかります！ 犬や猫と同じように、人々の癒しとしておじさんが香港に“いる”ということに！！（N）