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安藤忠雄の挑戦の足跡を「体験」しよう。 特集内容 No.213

安藤忠雄の挑戦の足跡を「体験」しよう。

国立新美術館で開催中の『安藤忠雄展ー挑戦ー』。みなさん、もうご覧になりましたか? 安藤忠雄という他に類を見ない建築家の半世紀に渡る仕事を総覧できる展示ということでとても多くの方が来場されているようです。

過去の仕事の精緻で美しい模型の展示の数々は圧巻でしたし、随所に垣間見える、施主との関係性やバックストーリーは単なる図録的なものではなく当時の温度のようなものを感じることができました。また、この展覧会のハイライト『光の教会』の原寸大の展示は、静謐な空間の音や光、空気を感じ取ることができます。まだご覧になられていない方はぜひ「体験」して頂きたいと思います。

ところで、会場内の壁面、模型の近くなど至るところに安藤忠雄直筆のスケッチが描き加えられていることをご存知でしょうか? これは、展覧会の開催直前に描かれたものですが、まるで、魂が吹き込まれたように会場空間に生命力が生まれ、躍動感を感じることができました。

「建築は人の手によって作られ、その場に人が立つことで完成する」
そんなことを考えさせられます。

「安藤忠雄展ー挑戦ー」にまだ足を運ばれていない、という方はぜひその場に立って頂き展示空間を完成させて頂ければと思います。

特集では、光の教会の設計当時の試行錯誤やパリでの挫折や奮闘について過去から未来に渡る挑戦について解説しています。

また、東京のANDO建築ガイドもついていますので、国立新美術館に行ったあとは、ぜひ安藤忠雄の東京名建築巡りに出かけて頂きたいと思います。

 
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担当編集/奥村健一

CASA BRUTUS No. 213

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