マガジンワールド

From Editors No. 174 フロム エディターズ

特集内容

GOOD MORNING
朝の楽しみ

「朝は発見の時間。グッド・モーニングは自分を鼓舞する言葉」だとジョン・カビラは言いました。たしかにわくわくする瞬間は朝から始まります。朝シャン=朝までシャンパンだったインテリアデザイナーの森田恭通も夜型から朝方へと大転換! おかげですこぶる健康だとか。
ワクワクする発見がある人、小さなアップグレードがうれしくなる人と朝の感動はさまざまですが、心地よい暮らしはまちがいなく朝へとシフトしているようです。脳科学的には朝日を浴びる→小さなご褒美を用意しておく→人とつながるが目覚めの3原則だそうです。

そこでカーサブルータスはどんな朝食をとって、どんなモノ、どんなイベントで朝を迎えらればいいのか、朝、起きるのが楽しくなる50のモノ&コトを用意しました。

そして朝といえばサーファーです。

ドーンパトロールからはじまって朝イチのセッションとサーファーは朝が本番です。そんなサーファーのとびきりの家をマリブ、サンタクルーズ、モントーク、四国へと訪ねました。

もうひとつ! 蒼井優ちゃんの『今日もかき氷』が一年ぶりに帰ってきました。今回は暑い暑い町、埼玉県熊谷から湯島、原宿へとクルーズします。盛夏のかき氷、たまりません!


 

Editor’s Voice

舌磨きと白湯飲みで、
朝の毒出しを実践!
朝を楽しく過ごしたい!という気持ちはあるものの、そもそも朝起きるのが苦手な私…。そんな自分に喝を入れるべく、“朝は6時前に起きるのが基本”というインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」から朝の過ごし方を学ぼうと、マハリシ南青山プライムクリニック院長の蓮村誠先生に取材をしてきました。

その詳しい内容は今号を見ていただきたいのですが、アーユルヴェーダ的に、朝は心身を浄化するデトックスのための大切な時間で、やっておくべきことがたくさんあるのです。舌を掃除する、白湯を飲む、オイルマッサージをする、オイルうがいをする、運動する、瞑想するなど、体にいいとはわかっていても、やることの多さに正直気が遠くなりそう…。でも、「ひとつでもできることから始めればいいし、起きる時間も少しずつ早くしていけばいいんですよ」と優しい蓮村先生。

そんな言葉に慰められ、たくさんの“朝の時間割”の中から、取材後さっそく実践してみたのが「舌の掃除」と「白湯を飲むこと」。蓮村先生曰く「すごく気持ちいいんですよ! 一度やったら最後、もう一生やめられなくなりますからね、ほんとに!」という舌掃除。ポイントは、ブラシやプラスチックのものでなく、ゴールドメッキのタングクリーナーを使うこと、そして朝10時までに行うことです(それを過ぎると、舌の上に出てきた毒素が体内に戻ってしまう!)。さっそく先生のクリニックで購入したU字型のクリーナーで、起床後すぐに舌掃除をしてみました。おおっ、たしかに口の中がスッキリして気持ちいい! 白い舌苔が取れ、なんだか舌の色がキレイになったみたいです。
そして、白湯づくりのテンションを上げるために、水色のホウロウ製ヤカンを購入(電気ポットでつくるのはNG!)。換気扇を回しながら水を入れたヤカンを火にかけ、沸騰したらフタを外してさらに10分ほどぐつぐつと湧かします。これで、アーユルヴェーダのスペシャルドリンク=白湯のできあがり! 熱いままズズッとすすると、なんだかホッとする体の内側に沁みる味。気になっていた冷えや胃腸の不調がこころなしか改善されたような。白湯を飲むと胃が落ち着くので、今では、朝白湯を多めにつくり、水筒に入れて会社でも飲んでいます。

さすがにまだ6時前起きはできていないのですが、少しずつ起きる時間を早めようと日々奮闘中です。蓮村先生によると、こういった朝の習慣で心身の浄化をすることで「人生が良い方向に変わっていきます!」とのこと。

朝デトックス、みなさんも是非試してみてください!

casa174_editors


特集担当編集/中山さんご
CASA BRUTUS No. 174

朝の楽しみ

897円 — 2014.08.09電子版あり
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CASA BRUTUS No. 174 —『朝の楽しみ』

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