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様式美の小宇宙、茶室をたずねて Editor’s Voice No.226

Editor’s Voice
様式美の小宇宙、茶室をたずねて

お茶室とお茶の間。どちらもお茶がつく部屋なのに、緊張感の度合いが全く違う。
昔、取材で京都在住の哲学者のお宅にうかがった際、「お茶室よかったら見はりますか?」と言われ、どうか「お茶の間」の聞き違いであってほしいという微かな願い虚しく、にじり口に誘導された。いや、もちろん気持ちは全力で喜んで! なのです。でも畳を歩く歩数、白ソックス所持の有無、床の間のお軸とお花を拝見するタイミング、もういろんなことが瞬時に頭の中を駆け巡り…。あの時、お茶室に通されてもそわそわしない大人になる、という誓いをたてたのに、結局、お茶室でうまく呼吸ができないまま「茶の湯とデザイン」(1月号/12月7日発売)特集を担当することになった今年の夏。武者小路千家・若宗匠千宗屋さん、建築家・藤森照信さん、畠山記念館の水田志摩子さんに取材でお話をうかがうにつれて、お茶室の魅力とお抹茶茶碗の魔力をようやく実感、楽しく取材できました。
今回は建築家・石上純也さん、女優・石田ゆり子さんにもご登場いただき、茶室、茶道具をデザイン的なアプローチで基礎知識を中心にご紹介いたします。

 
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ようこそ、ここから茶の湯ワンダーランドが始まります。
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祥雲寺内にあるお茶室の床の間。
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茶の湯が身近に感じられる現代作家のお道具。
写真/永禮賢 深水敬介
 
特集担当編集/芦谷富美子
 
CASA BRUTUS No. 226

茶の湯とデザイン。/石田ゆり子

980円 — 2018.12.07電子版あり
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CASA BRUTUS No. 226 —『茶の湯とデザイン。/石田ゆり子』

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