2017年、絶対に訪れたい、個性豊かな温泉宿4軒。 特集内容 No.204
2017年、絶対に訪れたい、個性豊かな温泉宿4軒。
本誌3月号の第2特集は、「最新!温泉宿ガイド」。2016年から現在にかけてオープンした、今年温泉に行くなら絶対ここは外せない! という宿を、4軒厳選して紹介する。
THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS 熱海[静岡・熱海]
THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS 仙石原[神奈川・仙石原]
今年一番のニュースは、フランス料理店〈レストランひらまつ〉などを展開するレストラングループ〈ひらまつ〉が、2016年7月から現在まで伊勢志摩・賢島、熱海、箱根・仙石原と続けて3軒ものホテルをオープンさせたこと。本誌で紹介するのは、旗艦ホテルとして昨年12月末にオープンしたばかりの〈THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS仙石原〉と、相模湾を一望する斜面に建つ数寄屋建築を改築し、新たに客室棟を増築した〈THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS 熱海〉の2軒。どちらも、基本構想とデザイン監修は、グラマラス森田恭通が担当した。
熱海では〈ポール・ポキューズ東京〉などでシェフを務めた三浦賢也が、仙石原では〈リストランテASO〉ほかひらまつ各店でシェフを歴任した吉越謙二郎がダイニングを任された。〈ひらまつ〉ならではともいえる、料理のすばらしさはぜひ体験してほしい。
ネストイン箱根[神奈川・箱根]
〈ネストイン箱根〉は、老舗の温泉旅館〈俵石閣〉が、ホテルとレストラン、カフェなどを併設する施設としてリニューアルしたホテル。八木保をアートディレクターに迎え、「巣まう」をコンセプトに、「自然に抱かれ、新たなライフスタイルを創造する」宿として新たに誕生した。
星のや東京[東京・大手町]
星のやグループが満を持して昨年夏、大手町にオープンした「日本旅館」、〈星のや 東京〉。日本の玄関口・東京駅で、日本のおもてなしを心ゆくまで体験できるようにと、様々な工夫がなされている。最も特徴的なのは、そのフロアに宿泊しているゲストだけが自由に利用できる居間スペース、「お茶の間ラウンジ」。靴を脱いだ状態で自由に行き来でき、コンシェルジュも兼ねるスタッフ「お茶の間さん」に頼めば、朝はおむすび&味噌汁、夕刻からは日本酒と肴などを出してくれる。まさに自宅のお茶の間にいるような気持ちで滞在できるのだ。
今回紹介したのは、どれも強い個性を持った宿。リラックスするのはもちろん、ここでしかできない体験を求めて訪れたい。