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ファッションスペシャル〈Museum SAN〉by ANDO! 特集内容 No.211

ファッションスペシャル〈Museum SAN〉by ANDO!

ファッションディレクター祐真朋樹による連載「Miracle Closet」の半年に一度の拡大版。今回の舞台は安藤忠雄の設計によって2013年に開館した〈ミュージアム SAN〉です。ソウルから車で約1時間30分、韓国北中部の原州市に佇むこの美術館の特徴は、なんといっても韓国産の坡州石(パジュセキ)とANDO建築らしいコンクリート壁が対峙するように空間を仕切り構成しているところ。その異色の組み合わせは圧巻です。〈ミュージアム SAN〉の名称の由来は「Space」「Art」「Nature」の頭文字であり、そして「サン」は韓国語でも山を意味するという。山の頂にある「スペース」で「アート」と「自然」が共存する美術館で、秋冬の最新モードの幕開けです。

本館前の水庭。『VOGUE』のADとしても活躍したアレクサンダー・リーバーマンの巨大な彫刻が出迎える。
本館前の水庭。『VOGUE』のADとしても活躍したアレクサンダー・リーバーマンの巨大な彫刻が出迎える。
円筒の空間を坡州石の壁面が覆う「ナム・ジュン・パイク ホール」は建物を象徴するスペースのひとつ。
円筒の空間を坡州石の壁面が覆う「ナム・ジュン・パイク ホール」は建物を象徴するスペースのひとつ。
コンクリートと坡州石の壁面が対峙する天井を高くとった廊下は、奥行きのある圧倒的なスケール感を作り出す。
コンクリートと坡州石の壁面が対峙する天井を高くとった廊下は、奥行きのある圧倒的なスケール感を作り出す。
 

特集担当編集/西尾洋一

CASA BRUTUS No. 211

インテリア改造ワークショップ/温泉天国 台湾

998円 — 2017.09.08電子版あり
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