マガジンワールド

さて、どの建築家に頼もうか。 特集内容 No.215

さて、どの建築家に頼もうか。

毎年恒例の住宅特集。今年もこの一年の間に完成した住宅の中から、カーサが選んだベスト住宅を取材しました。
ある家は植物で外壁が囲まれていたり、そしてある家はまるで地中海のヴィラのようなアーチ型の構造が目を引いたりと、今年も個性豊かなラインナップに。敷地、予算などの条件、そしてお施主さんの希望に対して、建築家がどのような答えを導き出したのか、その最新版サンプルは、ぜひ本誌でご覧になってください。

ところで、毎年住宅特集の巻末に掲載されている「精鋭建築家リスト」のページをご存知でしょうか。
特集で紹介した住宅を設計した建築家のプロフィールが一覧としてまとめられているほか、毎年様々なアンケートに答えていただいています。いざ家を建てるとなったら、がっぷり四つで建築家とコミュニケーションをとらなければ良い家は建ちませんし、いざ竣工しても、その後のメンテナンスなどで、建築家と良い関係性を続けていくのは大切。作風だけでなく、その建築家の人となりが少しでも読者のみなさんに伝われば、と思って始めた企画です。
10年近く続いているこのページのアンケートを振り返ってみると、「住んでみたい名作住宅」「いま住んでいる家」といった、建築家の志向する作風を窺い知れそうな質問はもちろん、変わりダネでは「施主にすすめたい本」「施主にすすめたい住宅関連グッズ」なんてのもありました。こちらは建築家のキャラクターがにじみ出てきそうですね。

今年は一風趣向を変えて、建築家のみなさんに自由にオフィスの様子を撮影していただき、普段の働き方について自身の言葉で教えてもらいました。家づくりは施主と建築家との共同作業、とはよく言ったものですが、一緒にタッグを組む相手の働き方、気になるよね、と思ったからです。結果、写真の撮り方や言葉の選び方などから、その建築家の人柄が伝わってくるものになったと思います。
巻末の小さなリストページではございますが、普段あまり知ることのない、建築家の人となりを知るきっかけに、そしてあわよくば、その建築家に自宅の設計を依頼するささやかな決め手になれば幸いです。

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二俣公一さんのオフィス写真。個室の壁に貼られているのは、関係者から届いた手紙や現場の写真など。たくさんの人の思いを感じながらプロジェクトに取り組んでいるそうです。
 
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納谷学さんと納谷新さんのオフィスには、サンプルの無垢のフローリング材を重ねて作った椅子があり、愛犬グーのお気に入りスポットだとか。所員の癒しになっているのでしょうか。


 
特集担当編集/井手裕介
CASA BRUTUS No. 215

理想の家ベストサンプル

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