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「つくりのいいもの」は、何げない。 From Editors No. 47

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「つくりのいいもの」は、何げない。

 

「つくりのいいもの、のある生活」秋冬編は、いかがでしたか? Better Lifeを送りたい、ライフスタイルの様々なシーンに“上質”を足していきたい、『& Premium』はそのためのガイドとなることを標榜してはいるけれど、実際、自分の生活を振り返ると、なかなか思った通りにはいかないものです。今回も巻頭は、「つくりのいいもの」と暮らしている人たちの家を訪ねて、その生活ぶりや持ち物を見せてもらいました。上質でセンスのいい暮らしをしている人の家には、いったいどんなものがあるのか。そこには、見るからに“高級そう”というのではなく、愛情を持って選ばれ、愛着のある使い方、手入れのされ方をした服やものたちが存在していました。そう、言ってみれば一見「何げない」ものなのです。なのに、なんとなく目を引く。気になる。聞いてみると、手に入れたいきさつに感嘆したり、積み上げてきた歴史に納得したり……。

選ぶ目は、訓練によって養われるものなのか、そもそものセンスなのか。知識は増えても、我が暮らしにはほとんど生かされず、じっと手を見る(嘆息)。……と諦めても仕方ありません。『& Premium』を何度でも読み返して、何げなくつくりのいい暮らしを目指して、日々是精進、です。

(岩下祐子/本誌編集部)
 
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「つくりのいいもの、のある生活 ’17秋冬」特集と、ほぼ同時進行で準備しているムックの取材で訪れた、前川建築設計事務所にある椅子。1954年に事務所スタッフだった水之江忠臣が、神奈川県立図書館のためにデザインし、〈天童木工〉が制作したダイニングチェア。なんて何げなくて、座り心地のいい、つくりのいい椅子!
 


アンド プレミアム No. 47

つくりのいいもの、のある生活 '17秋冬。

780円 — 2017.09.20電子版あり
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アンド プレミアム No. 47 —『つくりのいいもの、のある生活 '17秋冬。』

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