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お茶の時間は、自分を整える時間。 From Editors No. 52

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お茶の時間は、自分を整える時間。

 

「お茶の時間にしましょう」と聞くと、思わずウキウキしてしまうのはどうしてでしょう。もはや魔法の言葉ではないかと。それはお茶を飲む時間に、ほっと一息ついたり、楽しく会話したりといった、幸せなくつろぎがあるからではないでしょうか。今号は、そんな「お茶の時間」がテーマ。日本茶、紅茶、中国茶、ハーブティーなどのお茶と、それに合わせたお菓子を普段から楽しんでいる方々を訪れたところ、真似したくなるヒントがたくさんありました。

たとえば、料理研究家・内田真美さんのお茶の時間。真っ白なクロスがかかったテーブルの上に並んだのは、ヴィクトリアスポンジやウェルシュケーキといった、焼きたての英国伝統菓子。ピカピカに磨かれたシルバーのポットから優雅に注がれたのは、香り高い中国紅茶。大ぶりのガラスの器に植えられていたクリスマスローズ。そんなどこを切り取っても美しいお茶会に、スタッフ一同「夢みたい…」とうっとり。

一方で、料理家のこてらみやさんは、夫婦で楽しむ毎日のお茶の時間。鳥のさえずりが聞こえるベランダでいただいた、ほうじ茶と干しリンゴの滋味深い味わいといったら。手ぬぐいをカットしたおしぼりなど、さりげない心遣いも素敵だったなあ…。

と、スタイルはじつにさまざまですが、皆さんから取材中よく耳にしたのが、「忙しいからこそ、お茶の時間が大事なんです」ということ。お茶の時間を介して心と体を整え「さあ、また頑張るか」と前向きな気持ちになる。それがお茶の時間の魅力だと、取材を終えて感じています。まずは茶器にこだわるなど、形から入ってもよし。本特集を参考に、さっそく「お茶の時間」にしませんか?

(田中紀子/本誌編集部)
 
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こてらみやさんに教わって感激した「干しリンゴ」。リンゴにちょっと火を通して、あとは外で干すだけという簡単レシピなんですが、甘みがギュッと濃縮されて、これがお茶にとても合うんです。このベランダに干している風景も、風情たっぷり。


アンド プレミアム No. 52

お茶の時間にしましょうか。

800円 — 2018.02.20電子版あり
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アンド プレミアム No. 52 —『お茶の時間にしましょうか。』

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