From Editors No. 17 フロム エディターズ 2
From Editors 2
作り手の思いやこだわりが詰まった
洋服はやっぱり楽しい。
アンド プレミアムでは、これまでに2度、「つくりのいいもの」というテーマでファッションと日用品の特集をつくりました。上質な素材や確かな縫製、ディテールへのこだわりなど、“つくりのよさ”という基準でアイテムを選べば、日々の暮らしはもっとベターになるという思いを込めた特集です。
そして今回。まずはリサーチから、ということで、たくさんのショップやプレスルームをまわってデザイナーやPRの方と話していると、今、皆さんの意識が少しずつ、変わってきていることに気づきました。
あるデザイナーさんの言葉が印象に残っています。
「シンプルでベーシックで、スタンダード なアイテムはもちろん好きだけど、最近はそれがトレンドのように扱われていて、『それって本来ベースにあるもので、流行とかじゃないのにな』って思うんです。そのせいか、今はもう少しシルエットが面白いものだったり、色やデザインに遊びがあるものだったりが気分ですね」
決して流行を追いかけているわけではない けど、時代の空気をしっかりつかんだ服。“つくりのよさ”というベースの上に、作り手の思いや提案が加わった服。プレスルームで見かけて心が躍ったのは、そんな服ばかりでした。タイトルは「着たい服、身につけたいもの」ですが、この特集には、“いま”着たい服、身につけたいものが詰まっています。やっぱり ファッションって楽しいなと、そう感じていただけると嬉しいです。
そして今回。まずはリサーチから、ということで、たくさんのショップやプレスルームをまわってデザイナーやPRの方と話していると、今、皆さんの意識が少しずつ、変わってきていることに気づきました。
あるデザイナーさんの言葉が印象に残っています。
「シンプルでベーシックで、スタンダード なアイテムはもちろん好きだけど、最近はそれがトレンドのように扱われていて、『それって本来ベースにあるもので、流行とかじゃないのにな』って思うんです。そのせいか、今はもう少しシルエットが面白いものだったり、色やデザインに遊びがあるものだったりが気分ですね」
決して流行を追いかけているわけではない けど、時代の空気をしっかりつかんだ服。“つくりのよさ”というベースの上に、作り手の思いや提案が加わった服。プレスルームで見かけて心が躍ったのは、そんな服ばかりでした。タイトルは「着たい服、身につけたいもの」ですが、この特集には、“いま”着たい服、身につけたいものが詰まっています。やっぱり ファッションって楽しいなと、そう感じていただけると嬉しいです。
(特集担当 利根正彦)