冬よ、来い。 From Editors No. 74
From Editors 1
冬よ、来い。
12月に入り、ようやく本格的な寒さを感じる日が増えてきたような気がします。キリッとした空気は、頬が痛くなるほど冷たいですが、時になんだか心地よいです。きっと夏から一変して、この季節でしか味わえない醍醐味がついにやってきた感じを体感するからかもしれません。
今回は、そんな冴えるような寒い冬をあたたかく過ごすためのヒントが詰まっています。心が温まると体が温まる。。。体が温まると心が温まるそう。。。
私自身特集を通して、始めてみたことがいくつかあります。特集の中でも紹介しているホットドリンクを実際に作ってみたり、暖かい重ね着術を試してみたり。中でも、冷えない体をつくるための秘訣を内科医師の石原新菜先生に伺ったことを機に自分にも変化がありました。
私は熱いお風呂が苦手で、もっぱら冬でもシャワー派でしたが、それは体の芯を温めることがなく、冷えた体になってしまうとのこと。たしかに冬になれば、末端の冷えはデフォルトになりつつあります。先生から体を温めると、血行もよくなり体にいいことがたくさんあると学びました。そんなきっかけから、湯船が急に魅力を帯びたものにみえ、浸かるようになりました。(またこれが至福の時間。)
さらに、暖かく着込むことはもちろんですが、冷えない体を作ることも大切だとおっしゃる先生。ということで簡単なスクワットも開始です。詳しい内容は本誌を見ていただければと思いますが、先生から教えていただいたことも、ホットドリンクのレシピなども、どれも冬だからこそ試したいことばかりで早くもっと寒くならないかなと冷え込みが待ち遠しいです。冬にむけて心の装備は万端です。
野崎櫻子(本誌編集部)