好みのコーヒー豆が見つかりました。 From Editors No. 86
From Editors 1
好みのコーヒー豆が見つかりました。
はしご酒は大好きですが、まさかコーヒーをはしごする日が来ようとは。今回、担当した新世代ロースタリー&カフェの取材では、たくさんのコーヒーを飲み歩きました。普段はカフェラテ派ですが、豆の味の違いはシングルオリジンを飲んだほうがわかると思い、その店のおすすめ豆を飲むことに。数杯飲むと、味がわかってくるもので、私の好きな産地はエチオピアのイルガフェチェということが発覚。まさに日本酒やワインと同様、産地だけでなく、作り手(=焙煎)が違えば、味もガラリと変わることを体感しました。なかなか海外旅行に行けない昨今ですが、コーヒーを味わいながら、産地のことを調べたりすると、ちょっとした旅気分も。最近は、タイやミャンマーなどアジアの豆もどうやら話題のようです。オンライン販売をしているショップも多いので、自宅で味くらべも気軽にできます。ぜひ『おいしいコーヒー』特集を片手に、新世代の作り手たちが生み出す味の違いを体感してみてください。
川端寿子(本誌編集部)