From Editors No. 192 フロム エディターズ
特集内容
Casa BRUTUS GENERAL STORE
全て買えます! 美しい日用品ストア開店!
新しい日用品のスタンダードを求めて、Casa BRUTUSは海外のリノベーションパーツを販売するウェブショップ〈GENERAL VIEW〉とともに、フランス、ドイツ、アメリカを巡りました。そこで買い付けてきた美しい日用品約300点を誌面で大公開。さらにその商品の全てを〈GENERAL VIEW〉のウェブサイト内に設置したオンラインショップ〈Casa BRUTUS GENERAL STORE〉で読者のみなさんにご購入いただけるようにしました!
〈GENERAL VIEW〉
日本ではなじみのなかった海外の金物を扱うオンラインショップとして2014年11月にオープン。ドイツを中心に世界各国から、ドアノブ、水栓、スイッチパネル、照明などの質実剛健なリノベーションパーツを輸入販売。金物専門店なのでこれまで日用品はあえて扱わなかったが、『Casa BRUTUS』との共同企画で期間限定なら、ということで今回は特別に日用品をセレクトして販売。
〈Casa BRUTUS GENERAL STORE〉
〈GENERAL VIEW〉のウェブサイト内に2月17日 12時オープン!
http://www.generalview.net
●KITCHEN 質実剛健で美しいキッチン用品。
・Wilhelm Wagenfeld/バウハウス流を貫くデザイナー。
・MITROPA/旧東ドイツの食堂車の食器類。
・Lufthansa/厳格で美しい機内食用カトラリー。
・ja!/ドイツのスーパーが展開する日用品。
●HEALTH 明快で潔いヘルスケア用品。
・USE/視覚障害者が作るブラシ工房探訪。
・HEMA/オランダ発の日用品チェーン店。
●TOOLS 佇まいが新鮮な日用道具の数々。
・TOTE BAG/メッセージ性のあるトート。
・GLOBAL PARTNER/大胆なパッケージが魅力の日用雑貨。
・HELLWEG/ベルリンの巨大ホームセンター探訪。
●STORAGE 業務用の良さが凝縮された収納用品。
・ULINE/全米にオフィスサプライを通信販売。
・RINGOPLAST/ドイツのコンテナ工場探訪。
●DESK 伝統的でベーシックな文房具。
・BRAUN/現在も影響力を持つデザインの名品。
【第2特集】
ハンバーガー最前線!
●〈シェイク シャック〉の上陸でじわじわ流行していたハンバーガー人気が一気に加速!
激変するハンバーガーブームをリサーチ!
Editor’s Voice
ドイツよいとこ〜一度はおいで~♪
今回の特集も、小野さんがドイツに金物の買い付けに行くという話を聞きつけて「一緒について行っていいっすかね? てゆーか、カーサのために現地の日用品を買い付けて〈GV〉のサイトで売れないですかね?」と軽〜い調子で持ちかけたのが、そもそもの始まりでした。
曰く、ドイツには工業大国ならではの無骨さ、昔ながらの製法やデザインを受け継いだプロダクトの豊富さ、変にグローバル化されていない面白さがあり、東西ドイツの分裂と統合という近現代史とともにある街並みもまた魅力のひとつだといいます。
ということで、ここでは誌面には掲載できなかったドイツを掲載します。ではみなさん、ドイツよいとこ〜一度はおいで~チョイナチョイナ♪
![ミース・ファン・デル・ローエによる〈新ナショナルギャラリー〉。力強く張り出した屋根スラブがドイツ。それとは対照的な繊細な柱に区切られたガラスの箱が名作建築たるゆえん。](https://img.magazineworld.jp/2016/02/casa192_editors1-700x700.jpg)
![ポツダムにあるヴィンテージショップ〈ルクスエスト〉の壁に取り付けてあった、重厚すぎる配電盤パネル。年季の入った鋼鉄の質感、ところどころに見られる塗料、黄色と黒の警告色によるラベルがまたドイツ。](https://img.magazineworld.jp/2016/02/casa192_editors2-700x700.jpg)
![オランダとの国境沿いにあるニーダーザクセン州のバード・ベントハイム駅に到着した貨物列車。スイスのデュレネッシュという都市からやって来たタンクだと思われるが、この重厚感はいたってドイツ的。](https://img.magazineworld.jp/2016/02/casa192_editors3-700x700.jpg)
![ドイツのコンテナメーカー〈リンゴプラスト〉の工場内のゲートに設置された耳栓ディスペンサー。労働環境に意識が高いドイツならでは。野暮ったいピクトグラムやディスペンサーの業務的な形状もドイツ。](https://img.magazineworld.jp/2016/02/casa192_editors4-700x700.jpg)
![振り返ればバウハウスがいる、と言いたくなるほどドイツの建築やデザインを語る上で欠かせない存在。こちらはヴァルター・グロピウスが設計したベルリンの〈バウハウス資料館〉に貼られていたポスター。](https://img.magazineworld.jp/2016/02/casa192_editors5-700x700.jpg)
![ベルリンのレストラン〈ゴルキパーク〉のメニューより。ビーガン用の料理が掲載されたページの挿絵だが、お皿を舐め回す誠に行儀の悪い女子のイラストをなぜ選んだかは意味不明。その垢抜けさがドイツ。](https://img.magazineworld.jp/2016/02/casa192_editors6-700x700.jpg)
![ベルリンのミッテ地区にある〈旧ユダヤ人女子学校〉。1920年代に建てられた建物で、2009年にギャラリー、レストラン、カフェが入った施設としてオープン。格式のある美しい近代建築は必見。](https://img.magazineworld.jp/2016/02/casa192_editors7-700x700.jpg)
![〈旧ユダヤ人女子学校〉に設置されたセントラルヒーティング方式のオイルヒーター。スクエアな設計、深い臙脂色の床と白い壁とクロームの重厚な質感によるコントラストがドイツ。](https://img.magazineworld.jp/2016/02/casa192_editors8-700x700.jpg)