編集部こぼれ話
取材こぼれ話
今号の編集作業は政府からの自粛要請のただなかで進めました。「すべてをリモートで行いましょう」という編集長の号令のもと、スタッフは自宅にこもっての編集作業です。取材のアポイントを入れたり、記事にするためのお話を伺ったりは電話やメールで行えるのですが、撮影だけはリモートというわけにはいかず……。恐縮しつつ取材先のみなさまに写真を撮って頂くことをお願いしました。そんな無理なお願いにみなさまご快諾下さり、送ってくださる写真の素敵なこと! お会いできないながらも、その方の暮らしにお邪魔している感覚になれたのです。
編集スタッフのリモート環境もこの期間にぐんとアップ。スタッフ間のzoom打ち合わせ(お互い初めて同志)では、「PCカメラを目線より少し上に置くとたるみが目立たないかも」とか、「zoom映えのポイントは眉と口紅をきっちり引くことね」とか、回を追うごとに進化(?)していきました。
家にこもり誰とも会わずに仕事を進めた2か月間。自粛要請が解除され、編集部でスタッフに会ったときは、本当に安堵を覚え、距離を保ちつつ同じ場を共有できる喜びを感じたのでした。この禍いが一刻も早く収束することを願いつつ、みなさま健やかな日々を送れますように。
● 編集 AS