もしも、大人に30日の夏休みがあったら……。そんな思いつきから「サマーライフ」特集はスタートしました。社会に出て働くようになってからは、夏休みなんて、長く取れてせいぜい１週間。お盆や土日をくっつけても、ようやく10日くらいのこと。30日の夏休みの計画なんて、想像するだけ空しいサ……なんてボヤいているよりも、楽しい夢想をして、そのうちのいくつかでも実現させるべく努力したほうが、夏の毎日はきっと楽しいはず。だって、梅雨でぐずぐずしているうちに、するりとやってきて、暑いだのダルいだの文句言ってるうちに、あっという間に過ぎ去ってしまうのが、夏という季節なんですから。

ということで、夏の日にしてみたいあれやこれやを詰め込んでみました。早起きをして暁の空を眺めたり、午前中にはライブラリーカフェで本を読んだり、オリジナルの切手をつくって暑中見舞いや残暑見舞いを書いたり、天然氷のかき氷を食べたり、水団扇や風鈴で涼を取ったり、コツメカワウソと握手をしに行ったり、エリック・ロメールの映画でバカンス気分に浸ったり、鳥取や秋田や沖縄の小さな島へ旅行したり、サウダージな音楽で夏を惜しんだり。６人の『アンド プレミアム』的ファッショニスタには、夏支度を見せてもらったりもしています。

暑くて楽しいサマーライフは、もう始まっていますよ〜。