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今回の特集で紹介したのは、手みやげグランプリの192品目と、ほかの企画に登場した91品、計283品目。その中から、4人の担当編集者が発見した「私なら、こんな時にこれを贈りたい」を紹介します。 From Editors No.860

From EditorsNo.860 フロム エディターズ

今回の特集で紹介したのは、手みやげグランプリの192品と、ほかの企画に登場した91品、計283品。その中から、4人の担当編集者が考える「私なら、こんな時にこれを贈りたい」を紹介します。


とにかく、相手の喜ぶ顔を見たいのです。

手みやげを考える時の醍醐味に、相手の喜ぶ顔を見たい、想像したいという揺るがないものがあります。「この間もらったアレ、おいしかった!」「でしょー!」。もうこのやりとりがあれば十分なんです、私の場合は。〈長沼成吉思汗〉の長沼タンネトウ ロースジンギスカンは、北海道の百貨店や空港で販売、サイトから取り寄せもできる、言わば“ご当地”手みやげ。キャベツ、もやしなどあり合わせの野菜と炒めるだけで、これがたまらなく絶品なんですね。このジューシーさを、知人という知人に届けたい。

 
●︎︎︎矢作雄介(本誌担当編集)
〈長沼成吉思汗〉の長沼タンネトウ ロースジンギスカン
〈長沼成吉思汗〉の長沼タンネトウ ロースジンギスカン



東京みやげにもひねりを効かせたい。

手みやげは、「土産」と書いて字のごとく、その土地ならではの、他で手に入らないものをあげたいものです。でも、東京在住だと名産が見えにくく、選択肢も多くて、結局いつも無難に同じものになることが多い。最近私の周りが出産ラッシュなのですが、新ママへのお祝いをはじめ、ちょっと趣向を変えた手みやげにこれいい! と思ったのは、港区・芝の〈東京港醸造〉が作る東京紅麹あまざけです。紅麹で色づいたピンク色が癒し系。酸味がフルーティで、実は男性でも飲みやすい。「お酒」でありつつアルコール0%なので、飲めない方へのお祝いアイテムとしてもぴったりなのです。

 
●︎︎︎草野裕紀子(本誌担当編集)
〈東京港醸造〉の東京紅麹あまざけ
〈東京港醸造〉の東京紅麹あまざけ



気になるあの子にチャーシューを。

手みやげって、相手のことを考えて何を贈るか考えるのはもちろんなのですが、自分自身のプレゼンテーションだとも思うのです。たとえば、話題の店の限定品を追うのか、知られざる名店の逸品を選ぶのかでも人となりが出るもの。私はと聞かれるなら、女性に焼豚を贈りたい。焼豚の塊を手みやげにする雄々しい男だと思われたい。選ぶなら〈浅草鳥越おかず横丁 松屋〉の謹製焼豚を。土曜日のみの販売、その行列に並んで、競争に勝てる男だと思われたい。モテたい。

 
●︎︎︎中西 剛(本誌担当編集)
〈浅草鳥越おかず横丁 松屋〉の謹製焼豚
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〈浅草鳥越おかず横丁 松屋〉の謹製焼豚



なつかしい郷土の味を贈りたい。

今年1月発売の「日本一の『お取り寄せ』グランプリ」は全国各地のおいしいものが詰まった一冊でした。しかし! 私の故郷茨城県からは1品もノミネートが無かったのです。茨城はいつもこうだと肩を落としてましたが、今回は故郷の味「そぼろ納豆」が「発酵つまみ」に選出! そぼろ納豆(“しょぼろ納豆”とも)は、納豆に切干し大根を加えた茨城の郷土食です。メーカーごとに味が異なり、〈笹沼五郎商店〉のものは豆の味が濃く、塩加減も絶妙。ここはあえて他県民へ贈って反応を見たいです。

 
●︎︎︎鴨志田早紀(本誌担当編集)
〈笹沼五郎商店〉のそぼろ納豆
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〈笹沼五郎商店〉のそぼろ納豆


ブルータス No. 860

日本一の「手みやげ」はこれだ!

680円 — 2017.12.01電子版あり
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