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風を切って走れ!(ただし安全には気をつけて) From Editors No.902

From EditorsNo.902 フロム エディターズ

風を切って走れ!
(ただし安全には気をつけて)

バラエティ豊かな食、お手頃価格で凄腕のマッサージ、金ピカ寺にナイトマーケット……。タイの魅力を余すことなく味わうためには、移動をどう攻略するかが重要!電車で行けるエリアももちろんありますが、スムーズに回りたいならば、タクシー配車アプリのGrabをダウンロードしておくことをおすすめします。目的地を入力して車を呼べば、あとは連れて行ってもらうだけ。料金は乗車前に確定し、決済はクレジットカード限定です。街でタクシーを拾うよりも少しだけ割高ではありますが、「メーターを動かしてください」「その料金は高すぎますよね!?」などのやり取りが必要が無いことを考えると、じゅうぶん満足なのでは。

そして、このGrab、バイクタクシーを呼ぶこともできます。はじめは慣れない二人乗りに戸惑いましたが、渋滞のひどいバンコクで、車の間を縫って移動できるバイクはかなりありがたい存在。慣れれば風を切りながら街中を疾走すること自体が楽しくなってきてしまい、「行こうぜ、ピリオドの向こうへ!」的な気持ちで利用していました。
……とはいえ、バイタクは良いことばかりではなく。基本的にノーヘル(Grabで呼んだドライバーは、ヘルメットを貸してくれることもありますが)なうえに、現地の日本人に話を聞いてみると「曲がる時に投げ出されちゃってさ〜」なんて恐ろしいエピソードがポロっと出てきたりするので、あくまで自己責任の範囲内でご利用ください!

●鴨志田早紀(本誌担当編集)
BRUTUS 902号:From Editors
取材初日に訪れた地獄寺。たんなる珍スポットかと思いきや、仏教の世界観を子供に教えるための場所とのことで、一つ一つのオブジェにはきちんと意味が。手前は「地獄に落ちたけどだるいから寝ている人」。
BRUTUS 902号:From Editors
「ファ〜〜〜〜オ!!!」絶叫響き渡る超アッパー貝料理店の接客スタッフは全員ムキムキの男性。動画でパフォーマンスをお見せできないのが残念。
BRUTUS 902号:From Editors
日本ではなかなか見かけないフルーツ。ローズアップル(左)はナシとリンゴを合体させたようなあっさりシャリシャリ系。釈迦頭(右)はまったり甘い未知の味でかなりお気に入りに。もっとたくさん食べたかった!
BRUTUS 902号:From Editors
ショッピングモールでいきなり「CHA-LA HEAD-CHA-LA」が聴こえてきて何事か!?と思ったら、筋肉コンテストのステージで悟空コスプレのムキムキさんがパフォーマンス中でした。タイでもドラゴンボールは大人気。


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