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HOME SWEET HOME。やっぱり家がいちばん。 From Editors No.915

From EditorsNo.915 フロム エディターズ

HOME SWEET HOME。やっぱり家がいちばん。

トイレ掃除、風呂掃除を念入りにする。オールデンを徹底的に磨き上げる。食器棚の奥から齊藤十郎さんの器を引っ張り出してきて、料理を盛る。去年旅したメキシコ・オアハカで買ったマルティン・サンティアーゴさんのウッドカービングたちを並べ替え、ライトイヤーズで買った布をソファにかけ、高橋ヨーコさんの海の写真を飾り直す。ここまでは、丁寧な暮らし。雑誌や本の整理をする、うちに、片付けもママならず、読みふけってしまう。CDやDVDまで手を出した日には……。

ふだん家にいる時間が少なくて、できないことをやっている。自分で足を運び、選んで買ってきたものがつまっている部屋には、何時間いても足りないくらいの“遊び道具”が溢れている、ことを知る。そう、今まで実は気づいてなかった。

1日、家にいると風邪をひく(変な時間に居眠りして、睡眠リズムが乱れて、夜眠れなくなり……)自分にとって、いまや家は一番の娯楽の場所、魅惑のワンダーランドだ。

HOME SWEET HOME、やっぱり家がいちばん。

今回取材をした18軒の居住空間は、他人である僕らがちょっと覗いただけでも興味深く、何時間いても飽きない空間ばかり。彼らが家にこめた想いや、インテリアのアイデアは、計算づくのものもあれば、極端に好きが高じて、というものまで。そこには、常に家への愛がありました。

あらためて、家で過ごすことの楽しさを思い出す、居住空間学2020。
今年のGWは、この部屋に合う新しい椅子でも探そうと思っている。

●︎杉江宣洋(本誌担当編集)
BRUTUS 914号:From Editors
BRUTUS 914号:From Editors
拙宅。13年居住空間学を担当しているとは思えない、イケてない部屋なので、一部だけ公開。写真コーナー、左から高橋ヨーコさん、伊藤徹也さんの写真と特集・森山大道の付録。齊藤十郎さんとメキシコ・アツォンパ・Pitao Copichaの器。


ブルータス No. 915

居住空間学2020

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