Tea bag Geeks ティーバッグマニアのための細かすぎるアレコレ。 Special Contents BRUTUS No.842
Special Contents Tea bag Geeks ティーバッグマニアのための細かすぎるアレコレ。
リーフよりティーバッグが好きなのは、手軽さに加えて、そのパッケージやバッグの形にティーメーカーの熱い気持ちが込められているから。知らなくてもいいけど、知るともっと好きになる、ティーバッグに関する細かすぎる話。
1.パッケージを読む
説明文に漂う詩情も一緒に味わう。〈ヌミ〉
パッケージの文章には、時に詩情が顔を覗かせる。お茶の完成を待つ数分間は〈ヌミ〉なら「愛する人と踊る時のよう」だし、〈スティーブンスミスティーメーカー〉の45番ならば「オレゴンのミント農場への旅」の時間だ。
2.ティーバッグのカタチと材質
エンべロープ一種とっても、漉紙、麻を使った不織布、無漂白パルプなどの素材違いがあり、生地の厚さも、紐の留め方も多種多様。エンベロープ形ダブルバッグはイタリア〈アイマー〉、ナイロンバッグは日本〈フソー〉製が世界トップのシェアを誇っている。
ラウンド形(不織布)
テトラ形(ナイロン)
テトラ形(不織布)
ボール形(コットン)
エンベロープ形(不織布)
エンベロープ形(不織布)
エンベロープ形(不織布)
スクエア連結形(不織布)
スクエア形(不織布)
スクエア形(ナイロン)
スクエア形(コットン)
3.ティータグは集めると楽しい
1辺2~3.5㎝が主流の小さな世界。正方形、長方形、四隅を落とした八角形、二つ折りにしたり、ティーポットをかたどったりのバリエーションが楽しく、コレクターも多いのがティーバッグのタグ。ブランド名やお茶の種類に加え、淹れ方まで書いた親切なもの、名言付きの個性派も。