20年通って、7年目。いろいろ調べてみたら、新たに通うべき店が見つかりました。 From Editors No.854
From EditorsNo.854 フロム エディターズ
20年通って、7年目。
いろいろ調べてみたら、
新たに通うべき店が見つかりました。
2010年に特集『20年通えるバー』を作って、気がつけば7年。時が経つのは早い。特集づくりをきっかけに、通い始めた店はいくつかある。あの頃は、空前のハイボール人気に端を発してのウイスキーブーム。通い始めたバーでは、ウイスキーの希少なオールドボトルを飲むことが多かった。
バーに行くと、必ずバーテンダーさんに聞くのが、「いいバー知りませんか?」。横のつながりを大事にする業界。聞けば、必ず何軒か教えてくれるものだ。
新しい店を探り始めると、以前とちょっと変化が。バックバーのお酒の種類が、薬草系に。いままでカクテルの素材で使われなかった、たとえば味噌やお茶、白檀などなど、予想外のものを使って、カクテル作りをするバーテンダーが増えていた。
いま、バーでは、あたらしいことが起きている。
時を共有しながらともに成長できる、
新世代のバーテンダーがいるバーを中心に。
東京、京都で新しい試みに挑戦しているバーを紹介。
読んでから飲むか、飲んでから読むか。読みながら飲むか。
●︎︎︎杉江宣洋(本誌担当編集)