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お酒の神様は、目白の酒屋にいます。 From Editors No.854

From EditorsNo.854 フロム エディターズ

お酒の神様は、
目白の酒屋にいます。

「神○○」「このあいだの○○が神でさ~」みたいな言い回し、ありますよね。聞くたびに、なんでもかんでも簡単に神様扱いしていいのか!? という思いがありました。ですが、バー特集の取材で、神としか表現できない方に出会ってしまいました。名前は栗林幸吉さん。店主を務める目白〈田中屋〉は、壁一面にびっしりと並んだ膨大な量のボトル1つ1つに熱気のこもったPOPが貼られ、眺めているだけでもあっという間に時間が経ってしまう、酒飲みの竜宮城的な場所です。実は、ブルータスのお酒関連の特集では、毎回のようにお世話になっています。今号では、「バーに行く前に知っておきたいお酒の話」というページの監修をお願いしました。「いま、お酒の世界はどういう流れなんですか?」「コレとコレの製法はどう違うんですか?」お話を聞きにお店へ何度も通い、通算10時間近くお話を聞いたのではないでしょうか。出来上がったページでは、ジン/オー・ド・ヴィ/アブサン/リキュール類/テキーラ/コニャック&アルマニャック/ラム/アイリッシュウイスキーについて、原料・作り方から最新事情、おすすめボトルまで、まるっと網羅。このページを読んでからバーに行けば、より美味しく楽しくお酒が飲めるはずです。取材を振り返って、栗林さんのお言葉で印象的だったのが、「酒がなかったら、とっくに人類は滅んでいた」というもの。まるで見てきたかのように語るその姿……やっぱり人間じゃなくて、神さまなんじゃないですか?

 
●︎︎︎鴨志田 早紀(本誌担当編集)
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お酒をわが子のようにあやす栗林さん。
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〈田中屋〉のPOPは、読みごたえがあるものばかり。


ブルータス No. 854

20年通えるバー。

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