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あなたがファッションに目覚めたきっかけはなんですか? From Editors No.866

From EditorsNo.866 フロム エディターズ

あなたがファッションに目覚めたきっかけはなんですか?

「僕はこれで服に目覚めた」という企画で、50人の著名人がファッションに目覚めたきっかけを赤裸々に語っています。詳しくは誌面でご確認いただきたいのですが、それぞれの青春時代、当時のスタイルまでが想像できて面白い。関連して少し自分の話を(43歳です)。はじめて自分で服を選んだのは確か13歳、中学1年生のときでした。悪友と近所のジーンズショップ(早稲田通りと明治通りの交差点沿いにあった〈USバンバン〉)でケミカルウォッシュのボンタンデニム(確かBIGJOHN製)を買いました。それに蛍光カラーのサーフTやDCブランドのロゴTなんかを合わせる、ザ・新宿スタイル(ヤンキー系)が定番。やがて高校に進み、自分の格好が化石時代のモノであることを否応無しに知ることになります。目黒、世田谷、渋谷出身の同級生は、ヘインズのTシャツに古着の501、足元はニューバランス、首元手元にシルバーのインディアンジュエリー。折しも世は渋カジ/古着ブーム。ポリシーなどみじんもなく、1日ですぐに宗旨替え。雑誌を読み漁り、ミリタリーやデニムのウンチクを頭に叩き込み、原宿、渋谷、代官山、下北沢あたりの古着屋やセレクトショップを歩き回っていました。自分だけのこだわりを掘るのが楽しかったなあ。いまでも好きなものはそう変わりませんし、ミリタリーやデニムには目がありません。
原点回帰。もし、いま服やファッションへの熱量を失いかけているとしたら、熱かった自分の青春時代を思い返してみるのもいいかもしれませんね。ふたたび服に情熱を燃やすきっかけになるのではないでしょうか。

●︎︎︎星野 徹(本誌担当編集)
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当時の古着ブームを、『ブーン』『ホットドッグプレス』『チェックメイト』などで仕掛けていた張本人がスタイリストの二村毅さん。今回、「自分だけが知る、この服の価値」という企画のスタイリングを担当。著名ブランドの服はほぼ出てきません。出てくるのは、マニアックなこだわりのある“語れる服”。人づてに聞いた個人店や古着屋をリサーチでまわりにまわってくれました。曰く「ひさびさにスタイリストの原点を思い出した。楽しかった!」。こちらもお楽しみに。


ブルータス No. 866

服が人を作る 何を選び、どう着るか。

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