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情報ぎっしり、まるごと一冊イタリアン! From Editors No.893

From EditorsNo.893 フロム エディターズ

情報ぎっしり、まるごと一冊イタリアン!

細かい情報が小さな文字で「これでもか~!」とぎゅうぎゅう詰めになっているページ、大変なんですが、好きなんです。前の担当号「WE♡平成アニメ」では、「年表とコラムで読み解く平成アニメ30年史」「夢のテレビ欄」と、ぎゅうぎゅう系のページを2つも作ることができて、大満足でした(作業しているあいだは気が遠くなりっぱなしでしたが……)。今回は、「日本イタリア料理史」を担当。日本初のイタリア料理店〈イタリア軒〉が新潟県に誕生してから、130年以上の歴史を駆け足でおさらいしています。注目してほしいのが、シェフの名前のあとに矢印で示されている西暦。たとえば、山田宏巳→1979といったように。この矢印と年数の表示は、その人物が年表のどの年に再登場するかを示したものです。人から人へジャンプして読み進めていくと、「一度離れ離れになった2人がふたたび同じ店に!」「この店は後々ビッグになるシェフをたくさん輩出したんだな」と、どんどん情報が見えてくる作りになっています。人物名だけでなく、「イタリア食品加工品の輸入が前面解禁」「ミシュランガイド東京創刊」など、社会の動きも並べてあるので、イタリア料理文化の発展が、日本の社会状況とどのように関係していたか、まで読み取れるはず。行ったことのある店、知っているシェフを眺めるだけでも楽しいページですが、ぜひ、ゆっくり深読みしてみてくださいね。

●鴨志田早紀(本誌担当編集)
BRUTUS 893号:From Editors
ブック・イン・ブックの「東京イタリアンガイド」も担当しています。こちらも、店や料理の情報がぎっしり! 使い勝手のいい冊子になりました。写真は、〈TACUBO〉の「十勝 田くぼ牛」サーロインを薪窯で焼き上げたステーキ。たまらん!


ブルータス No. 893

新・日本のイタリアン。

680円 — 2019.05.15電子版あり
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ブルータス No. 893 —『新・日本のイタリアン。』

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