京都で見つけた新しいみやげもん Special Contents BRUTUS No.940
Special Contents 京都で見つけた新しいみやげもん
〈サウナの梅湯〉の梅湯タオル(大)
サウナの梅湯五条
銭湯好き、サウナ好きの神器。
五条楽園と呼ばれる旧遊郭地帯にある〈サウナの梅湯〉は、明治創業の風情ある佇まい。廃業寸前だった銭湯を、湊三次郎さんが受け継ぎ、今や全国から銭湯好きが訪れる名所に。Tシャツなどのグッズも人気で、入浴用のタオルもあるが、みやげもんとしておすすめなのはこの全面プリントの赤い大タオル。340匁(もんめ)とかなりの厚手でヨレ知らず! 全国の銭湯にドヤ顔で持っていきたい。1,500円。
〈花政〉の山野草の植え込み鉢
花政三条
老舗中の老舗で、自分だけのオーダー鉢を。
創業は文久元(1861)年、今からなんと160年前。京都随一の老舗花屋〈花政〉では、山野草を使った自分だけの「植え込み鉢」が手に入る。店にある山野草とそれに合う鉢を選べば(鉢は持ち込みも可)、熟練の手さばきであっという間に出来上がる。化粧砂の代わりに苔をのせてくれるのも、いかにも京都らしい。写真は小ぶりのニレケヤキと和鉢を組み合わせたもの。2,530円(鉢代は含めず)。
〈京都国際マンガミュージアム〉の漫符トイレットペーパー
京都国際マンガミュージアム烏丸御池
“漫符”がカワイイ! 限定コラボグッズ。
京都と漫画を深掘りしたい人にぴったりなのが《ギガタウン・イン・テラタウン こうの史代の『漫符図譜』展オリジナル トイレットペーパー》。“漫符”は音符や怒りのマークなど、漫画に出てくる表現手法の一つ。この漫符を、鳥獣戯画をアレンジした動物キャラたちが解説する、こうの史代の4コマ漫画が『ギガタウン』。トイレットペーパーは同作を紹介する企画展で生まれた一品。各300円。
〈京大ショップ〉の素数ものさしとエレメンタッチ マグカップ
京大ショップ百万遍
知的好奇心を刺激する、京大グッズ。
京大オリジナルグッズ、実は入学せずとも購入ができる。《素数ものさし》の目盛りは素数のみ。一筋縄では測れない。京大の物理学者、前野悦輝教授が元素の周期表を立体化した《エレメンタッチ》はマグカップになり、ドラマの小道具に使われたこともあったそう。「21世紀の周期表」を片手にくつろげば、いつもと違うアイデアが生まれるかもしれない。右/1,320円、左/593円。