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2020年の映画特集は、映画監督論です。 From Editors No.927

From EditorsNo.927 フロム エディターズ

2020年の映画特集は、映画監督論です。

My Favorite Movie。映画1作品について、好きで好きでたまらない、その思いを語ることは簡単でしょう(ここはあえて大げさに言わせていただきます)。でも、もっともっと深い映画の話を聞きたい、聞いて、誰かに話しちゃいたい、と企画したのが今回の特集。とはいえ、映画監督論となると、ことは大変だ。彼ら彼女らの作品を観、どんな時代を生きてきたのか(いるのか)を考察し、他の監督や創作物との相互作用・反作用を検証し、私生活、はたまた彼らの人生そのものへの造詣にも深くなければならない。今回は、様々なコンテクストから映画監督を分解し、ここでも大げさに言わせていただけるならば、映画に全人生を注いできた、映画に人生を絡め取られてしまった映画人49人たちに、激動の2020年、今こそ観るべき映画監督とその作品について語ってもらいました。

ブックインブックは『シネマコンシェルジュ30人の映画監督論』。シネマコンシェルジュがトライした以下の質問、みなさんも自分なりにまとめてみてはどうでしょうか。かなり大変だけど、自分が観てきた映画史を振り返ることができるだろうし、誰かと映画を語るときのMy Favorite Movie、その強度は高まり、深度はよりディープになるはずです。

Q1 あの監督の虜になった名シーンは?
Q2 好きな監督のベスト作品は?
Q3 好きな監督のイマイチだった作品は?
Q4 最近になって魅力的に感じるようになった監督は?
Q5 あの監督に撮って欲しい、意外なテーマは?
Q6 個人的に今気に入っている監督は?
Q7 将来が楽しみな次世代の監督は?

2010年以降の「この監督のこの一本」

●杉江宣洋(本誌担当編集)
BRUTUS 927号:From Editors
新作映画が、どんどん公開延期の中。2020年に観た映画の中で、どの監督作品がよかったと言われれば、クリント・イーストウッドの『リチャード・ジュエル』。なにしろイーストウッド好きで、どの作品が好きか? と聞かれたら、常に次回作と答えます。まだまだ、これからもずっと撮り続けて欲しい。


ブルータス No. 927

映画監督論。

700円 — 2020.11.02
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ブルータス No. 927 —『映画監督論。』

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