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選択肢広がる住まいのカタチ From Editors No.938

From EditorsNo.938 フロム エディターズ

選択肢広がる住まいのカタチ

パンデミック以降、この1年で住まいの概念が大きく変わりました(もはや言わずもがなですが)。居住空間に仕事のスペースをしつらえる、都市から抜け出して自然のそばで暮らす。さまざまな選択肢が増えた今、住まい手の達人はどんな暮らしをしているんだろう?

そこで思い出したのが、〈SON OF THE CHEESE〉ディレクターの山本海人さんのこと。かつて東京の目黒でプール付きトレーラーハウスに住み、ブランドの展示会を開いたり、スケボー用にプールを開放していたのはちょっと有名な話。そんな山本さんが、少し前から真鶴と東京の2拠点ライフを満喫していると耳にした。早速取材を申し込み、真鶴と東京、2つの家を撮影させてもらえることに。山本さんの新たな趣味に加わった「釣り」にも同行しつつ、どうして居を移すに至ったのか、2つの家の役割について教えてもらいました。

取材の終わりどき、東京の家のリビングを撮影していたら、テーブル上に船舶免許の参考書を発見。この本の理由を聞いてまた、さもありなん、と膝を打ち、まだまだ住まいのカタチがあるのだと思い改めたわけです。詳細はぜひ誌面で。山本さん以外にも、日本全国の住まい手のツワモノが集まった2021年の居住空間学、今年もじっくりご覧ください。

●木戸智士(本誌担当編集)
BRUTUS 938号:From Editors
山本さんとっておきの釣りスポット。朝起きてちょっと外へ出たらこの景色がある住まい。まだまだここニッポンにも、想像を超える暮らしがあるようです。


ブルータス No. 938

居住空間学2021

750円 — 2021.05.01
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ブルータス No. 938 —『居住空間学2021』

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