家ビールも進化してます。 From Editors No.944
From EditorsNo.944 フロム エディターズ
家ビールも進化してます。
タップバーでいただくビールって、格別ですよね。注ぎ方ひとつで味わいも変わってきますし、本当に奥深いことを取材でも思い知りました。でも今、家ビールを楽しむ選択肢も広がっていることをご存知ですか?
ひとつはボトルや缶のような、パッキングされたビール。町のボトルショップや酒屋さんには、こだわりを持って選び抜かれた国内外のボトルや缶が並んでいます。アメリカやドイツ、ベルギーはもちろん、スペインやイタリアのようなちょっと意外な国でつくられるユニークなビールや、全国津々浦々のビールなど、ボトルや缶だからこそ楽しめるものも多いんです。IPAやサワーエールといった好みや未体験のスタイルで選ぶもよし、ラベルのデザインで選ぶもよし。複数購入して飲み比べてみると、ビールの味、造りのバリエーションに驚くはずです。
それに、お店のタップビールを自宅で味わうことだってできます。グラウラーと呼ばれる炭酸と温度を保存できる容器を持っていくと、テイクアウト用に注いでくれるお店も増えています(クラウラーと呼ばれる、お店で缶に詰めてくれるものもありますね)。こうして家ビールにだんだんハマっていくと、次はよりおいしくいただくためのグラスが気になってきて、終いには誰かとビールについて語りたくなるわけで…。
今回の特集では、信頼できるボトルショップやクラフトビールカタログ、グラウラーやグラスを紹介したページも用意しました。晴れてお店で飲める日が来るまでは、家ビールを存分に楽しみましょう!
●木戸智士(本誌担当編集)